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音楽のある知的生活
音楽のない時代に生まれ育った父。音楽があふれる時代に生まれ育った息子。父はいかにして西洋音楽と出会い、息子はいかにして音楽家(チェリスト)になったのか。そして、二人の音楽...
音楽のある知的生活
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音楽のある知的生活 (PHPエル新書)
商品説明
音楽のない時代に生まれ育った父。音楽があふれる時代に生まれ育った息子。父はいかにして西洋音楽と出会い、息子はいかにして音楽家(チェリスト)になったのか。そして、二人の音楽に対する考え方はどのように変わってきたのか……。音楽が家族のコミュニケーションの中心になっている渡部昇一家で、音楽が家族にどのような影響を与えてきたのかを紹介する父子リレーエッセイ。渡部家の三人の子どもたちはすべて音楽家になっているが、本書を読むと、なぜ三人とも音楽家を目指すことになったのかがよくわかる。そこには、音楽を媒介にして成立する良好な家族関係があり、音楽との出会いが人生を深め、家族を豊かにすることがよくわかる。音楽はただ鑑賞するものではなく、人の人生に大きな影響を与えるもの。そして、豊かな人生を送るために重要な役割をする要素であることが、本書から理解できるはずだ。
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親子でぶつかるあたりからの話はおもしろかった。
2002/11/29 04:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:由良 博英 - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治関係に著述の多い渡部昇一さんと、ご子息であるチェリストの玄一さんとのリレーエッセー。音楽に関わる生活暦のような話に始まるが、「ワルツが踊れなくて、なんでドイツの音楽が演奏できるのか」「こうしなければ、これはわかるまい、といわれることは多い」と親子でぶつかるあたりからの話はおもしろかった。昇一さんの音楽観には、不可解なところが多い。ロマン派やソ連の作曲家に対しての評価が、ネガティヴすぎると思う。