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楽しくササッと読めます
2016/02/19 10:23
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投稿者:美恵子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
陰陽師をすっごく軽くした感じですね。
で、この軽快感が良いんです。読みやすくてササッと楽しめる。読後感あっさり。メインディッシュ的な重厚真面目な小説を読んだ後にデザート感覚で読める一冊でした。
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【妖怪だって市民です! 京都の町を舞台に、妖怪たちの生活を守る新米公務員の奮闘記】
念願の公務員に採用され、京都市役所で働くことになった火乃宮祈理(ひのみやいのり)。入庁式を終えて彼女が配属されたのは、通称・陰陽課。京都の町には人間に紛れて暮らす妖怪がたくさんいて、そこは市民である彼らの生活を守る部署だというのだ。
混乱する祈理の教育係についたのは、白銀の髪に赤いシャツでガラの悪い、公認陰陽師の五行主任。妖怪の次は陰陽師……?と、訝しむ祈理は、陰陽師らしからぬ風貌の五行(ごぎょう)と、町を治める鬼や狐の親分との顔合わせに向かうことになるのだが……。
チンピラ陰陽師×マジメ女子の凸凹コンビによる、不思議な公務員生活が始まります。
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絶対城先輩シリーズはややシリアスですが、こちらは思いっきりコメディで面白かったです。
メディアワークスさんはお狐に思い入れがあるのだなぁ。黄金さまといい、今回の天全さんといい。
みんなモフモフしていて、ぬいを出してくれればいいのに!!
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オチはもう一つな気がしましたが、設定としては面白い。本作ではまだアウトラインというか、京都市内の各勢力の紹介くらいで終わってしまっていますが、シリーズ化したとして表向き普通の京都の中で、どういった妖怪話を展開してくれるのか楽しみではあります。
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助走が長い・・・。
もっと役所VS妖怪のやり取りがあるのかと思ったら、説明が殆ど。
最後がとても盛り上がったのでまぁよし?
「先輩」にしてもこの「陰陽課」にしても出てくる女の子にイライラさせられる・・・。まわりくどい?頭いいのに何故気づかない!!
みたいな?
読了後がいいのでまぁいいけど・・・。
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ブクログの献本でいただきました。ありがとうございました。
京都市役所堅物新人火乃宮祈里はいきいき生活安全課=陰陽課に配属され、後任陰陽師五行晴明に振り回されながら成長していく。全体的には面白いんだけど、主人公他脇キャラとも設定他活かしきれていない。これからシリーズ化していくつもりなのかな。作者のあとがきでもその希望に触れているし。陰謀の黒幕に意外性は無いけど、対処の仕方や晴明の正体は意外性があったので、次作以降もっと面白くなることに期待したい。
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京都市役所に採用され、千葉から来た火乃宮祈理(^^)配属先はなんと陰陽課(=いきいき生活安全課)!Σ( ̄□ ̄;)妖怪好き、古典好きならともかく、知識や土地勘が殆んどない祈理がいきなり陰陽課なんて‼しかも規則重視の堅物(-""-;)と思って読んでいたけれど、最後はそういう事だったんだ‼(^o^)と収まり方に納得♪まとめ役の課長、公認陰陽師の主任と共に、これからも祈理には頑張って欲しいp(^^)q
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女子小中生向け?みたいな感じでしたが、わりとおもしろかったです。
しかし
予想が外れました。
AのSMさんだと思うよね?
まさかの展開でしたが、続編作るには良い設定かもですね。
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乱暴に見えるけど、実は気にしてくれる先輩。温かく包むように、でもいざとなるとキチンと怒ってくれる上司。
堅物で融通の利かない主人公。
よくあるパターンだが、安定の面白さはあった。
主人公の更なる成長が、楽しみ。
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公務員と妖怪をたしあわせた話。
五行先輩の正体、けっこう意外だったし、ヤンキーの割にかわいいというか、弱い部分もあって好きになれた。
そういったキャラが好きな人は楽しめそう。
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「新入職員、初出勤日に戻橋で妖怪に襲われしこと」
所属するはずの課がある建物を探していた時。
見えない何かに恐怖だけ感じるというのは、とてつもなく怖い体験だろうな。
ましてや、その正体を知らないとなると恐怖が増すだろうな。
「新人、狐に化かされしこと」
食事中に起こった不思議な出来事。
何事も無く突然世界が変わったら誰だって驚くだろうな。
あんな長い呪文をあの短時間でよくメモして、冷静に呪術を行うことが出来たな。
「怪しき女、洛中を騒がせしこと」
街中で噂になっている異人の正体は。
いくら相手の事が心配だったとしても、もう少し探す方法は無かったのだろうか。
彼女自体が無害な事を知って知らせない彼も意地が悪いな。
「公認陰陽師、呪詛を除きしこと」
課長を脅し呪った方法は。
いくら心配をかけたくないといえ、こんな状態になるまで放置しては駄目だろう。
呪詛をかけた者は自分の気配を悟らせない隠し方をする等、頭の良い相手だな…。
「新入職員、式神を得しこと」
課長を脅し課を潰した犯人は。
この場合誰が得するのか、普通に考えただけでは分からないだろうな。
書類の偽造だけで無く、規則まで偽造してバレずに貫き通した彼女はある意味一番とてつもないかもしれないな。
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念願の公務員になれけれど、配属されたのは
陰陽課という、特殊な部署。
祓う方なのかと思ったら、警察のような部署でした。
異人と呼ばれる妖怪達が、普通の人達にばれないよう
怪異が起こったらそれを解決したりする部署。
どちらかというと、お巡りさんな分類でしょうか?
そこに配属された、暗記が得意な主人公は
せっせと色々覚えていってます。
という印象があったがための、最終的なあのやり取り。
騙された! というのもありますが、説明によって
なるほど、という納得も。
こういう理論勝負は、こういうのに向いているかも?
何せ先輩たる彼が、ものすごく説明省くわ
面倒くさがりだわ…。
徐々にどうしてなのか、は分かっていきますが。
しかし一番怖いのは課長かと。
逆らってはいけないような感じがひしひしと…w
今回の事によって、主人公は権力を手に入れた! な
気もします。
そのうち使うのでしょうか??
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二度目ましての作家さん。読み友さんに頂いた本です。
舞台は京都。妖達が異人さんとして、市民権を得ている。
そのトラブルを解決するのが陰陽課のお仕事。
主人公は、新人公務員でマニュアル人間で融通が利かない。
何かというと、規則を持ち出して理詰めで納得しようとする。
先輩は陰陽課公認陰陽師の五行春明で性格がよろしくない。
水と油の二人が文句を言い合いながら仕事します。
至らないところは、課長さんが諭してくれる。
そして事件が起こるが、犯人の尻尾がつかめない。
何がどうしてどうなったぁ~ってお話ですが
似たような話はあるけれど、この世界観は嫌いじゃないです。
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似たような設定でも、それぞれに面白いお話になるものだなぁ。このお話も楽しく読めた。続きも読もう。主人公の生真面目さに最初はイライラしたけど、それも含めて結末に満足
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京都市役所に就職した火乃宮祈理が配置されたのは、市役所別館のいきいき生活安全課、別名陰陽課。主任はストライプ柄のスーツに赤シャツのガラの悪い陰陽師の五行春明。1200年の歴史のあることでは、鬼や天狗、狐などのあやかしたち(異人さん)が生活しているのは当たり前で、陰陽課はその調整を担っていたのだ。メモ魔で規則がちがちの頭の固い祈理は、最初結構鬱陶しい感じで、何だかなあという感じだが、事件を経るうちにそれに慣れてくるし、最後の事件ではそれを逆手にとっての思い切った手に出るのが面白い。平安時代では、陰陽師たちは宮廷の中で結構重要な位置を占めていたが、その成れの果てと考えればいいのかな。でも、職員は3人だけだしね。春明の正体があれだったとは、ちょっと意表を突かれた。