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見知らぬ人へ
著者 瀬戸内晴美
「私は命を刻んで書きつづけるしか能がない…書きながら何かを少しづつ手さぐりで発見してゆくのだろう」。阿波徳島での出生から、女としての新しい生き方を求めた悪戦苦闘の時代、そ...
見知らぬ人へ
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見知らぬ人へ (集英社文庫 20-I)
商品説明
「私は命を刻んで書きつづけるしか能がない…書きながら何かを少しづつ手さぐりで発見してゆくのだろう」。阿波徳島での出生から、女としての新しい生き方を求めた悪戦苦闘の時代、そして作家として自立するまで。情熱にすべてをかけて切り抜いた半生を振りかえり、見知らぬあなたに語りかける自伝的エッセイ。
目次
- 白い手袋の記憶――エッセイふうに/I(道/母/故里と酒/幻の大阪/はらから/阿波路のお遍路/母ときもの/やまもも/名前雑感/港のある街/わたしの母校/ふたりの恩師/三種の妙技/ふるさと雑感/迷信と私/わが若き日/ふるさとのひな祭り/ふるさとの初日)/II(女優になりそこねた話/春寧/わかれ/春の夜/タンスを洗う/女の友情/私の処女作『痛い靴』/処女作のころ/幻影なき青春/流れのほとり/捨てる/ふろ/七色のバラ/時計/みれん/見知らぬ人へ)/III(旅路/水上雑感/少女/土と少女/ふるさと/職人の血/菜の花/正月の旅/作家の日記/尼寺の雛/引越し病い/旅愁/辞書にも表情が出る/酒中日記――酒びたり好日/カメラのエロティシズム/無題/私の後悔/食べる/手相みてあげましょうか/ただひとつの道)
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