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でりばりぃAge
著者 梨屋アリエ
夏期講習を抜け出した14歳の真名子は、広い庭のある古びた家が気になって、入り込んでしまう。そこでは青年がひとり静かな時間を過ごしていた。彼と話していくうちに、真名子の悩み...
でりばりぃAge
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でりばりぃAge (講談社文庫)
商品説明
夏期講習を抜け出した14歳の真名子は、広い庭のある古びた家が気になって、入り込んでしまう。そこでは青年がひとり静かな時間を過ごしていた。彼と話していくうちに、真名子の悩みが少しずつ明らかになる。友情、家族、進路、誰もが共感する、思春期の苦悩を瑞々しい筆致で描いた講談社児童文学新人賞受賞作。
目次
- でりばりぃAge
- あとがき
- 文庫版のあとがき
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愛とsoul mate
2016/09/11 15:33
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投稿者:neko - この投稿者のレビュー一覧を見る
中2の女の子の一人称のお話なんだけど、元が児童文学というコトで安心して読めます。というのは、オトナの世界では必須の、お化粧とお酒、セックスが出てこない。しかも、嫉妬も出てこなかった。オトナの世界を除けば、14歳でも24歳でも34歳でも考えてるコトもやってるコトもたいして変わらないので、耳障りな雑音がない分、お話の中に入っていきやすい。
なぜ、嫉妬が神経にさわるかというと、愛のミラーイメージだからですかね。で、愛と嫉妬は第3者に対する感情だけど、soul mateに対する感情は、むしろ、自分の一部に対する感情に近い。自分に欠けてる部分があって、そこにスポッとはまるヒトに出会うと、そこを中心にひっつく、で、時間を共有していくうちに、くっついているところがどんどん広がっていくって感じですか。
マザーガールとマザーボーイはすっぽりとママに包まれているので、soul mateはあきらめたほうがいいようです。