読割 50
電子書籍
ジンクホワイト(2)
著者 小泉真理
美大受験予備校に通う油絵好きの高3女子は、転校先で入ろうとした美術部のレベルの低さにショックを受ける。しかし、ジンクホワイト(他の色に影響を受けやすい白い絵の具)のような...
ジンクホワイト(2)
ジンクホワイト 2 (YKコミックス)
商品説明
美大受験予備校に通う油絵好きの高3女子は、転校先で入ろうとした美術部のレベルの低さにショックを受ける。しかし、ジンクホワイト(他の色に影響を受けやすい白い絵の具)のような自分に葛藤&悩み…夢見る少女の青春コミック!
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紙の本
アート系受験生の青春!
2002/06/14 01:24
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投稿者:岡野義高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あいかわらず転校した学校になじめないマキ。
美術予備校での石膏デザインもサエない。
人物デッサンではじめてほめられたと思ったら友人の「宮田ちん」からシカトされてしまう。
ライバルはシビアなのだ。
マキはまったく気づいていないけど……。
後輩の和田君とは、ちゅうまでするけど、イマイチつきあってる感は希薄。
なにを考えているのかよくわからない和田くんだったけど、画家の叔父から絵を教わったサラブレッドだったことも判明。
ただ、和田くんのマキを見つめる瞳は、「愛」だけではないような……。
受験生どうしの競争は熾烈なものだけど、アート系の受験生どうしになると、「才能」というものが間にあるので、嫉妬の度合いがすごいんだろうか。
それに、アートな世界だと、ペーパー・テストの点数とはちがって、評価が人によってまちまち、ということも難しい。
このマンガを読んで知ったのだけど、ふつうの美大系の受験生と教育大美術部系の受験生とのライバル意識というものは、すごいもののようで、おたがいの芸術観まで大きくちがってくるのだ。
もうひとつの受験生の世界をのぞくことができる!
アートに興味のある人には、オススメだ。