新版　お母さんのあいさつ・手紙・マナー

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投稿者：星の砂　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

子育て中のお母さんは、子育てだけではなく、親同士の付き合いや、近所の付き合いや、先生との付き合いなど、様々な人とのコミュニケーションを求められる。家事と子育てだけじゃないから、大変だ。本書をガイドに、上手にコミュニケーションを取り、人間関係でストレスにならないようにしたい。

　本書は、子どもが園・学校生活を送るうえで、困ったことや気になったときに、必ず役立つこと間違いなしの、アドバイスや実例集が満載。
●PART1　お母さんの疑問にお答え！　子どもに関するなんでもQ＆A
●PART2　お金で買えない人間関係を大切に！　おつきあいのマナーを知っておきたい
●PART3　不得意だと決めつけないで！　あいさつ・スピーチ実例集
●PART4　筆不精とは言わせない！　諸届け・手紙・文書の実例集

　私は、子育て歴23年。20年以上となると、“ベテランママ”の類になるかもしれないが、学校のことで、いまだに苦手なのが、連絡事項の書き方…。連絡帳に、伝えたいことを書くだけなのだが、長すぎては先生も大変だろうし、簡潔にわかりやすく失礼のない言葉を選ぶことの大変さに苦労している…。本書の《[学校へ提出する諸届け]連絡帳》の実例集は、とてもタメになった。書き方の《POINT》に、「●連絡帳は一番手軽なコミュニケーションツールと考えましょう　●用件だけでなく、簡単にでも感謝やあいさつの言葉を入れましょう」と。そして、「先生も忙しい時間の中でチェックするので、ダラダラとした文章は避けましょう。用件を簡潔にまとめることが最大のルールですが、それだけでは事務的過ぎ、いつもお世話になっている先生には感謝の言葉を一言書き添えましょう」というアドバイスと、実例集は参考になった。伝えなければいけないことを、スムーズに連絡帳に書くことができてスッキリ。

　もう一つ苦手なのが、家庭訪問。【PART2　面談・あいさつ編／個人面談や家庭訪問のとき】で、は《意外と言ってしまいがちなNG言葉》を見ると、今までに言ったことがないから大丈夫と自信持てたが、毎回聞きたいことを忘れてどうでもいいことを談笑し、＜しまった＞とガックリすることがあったから、《気になる疑問もこれでスッキリ！！　2　小学校　編》で［Q　家庭訪問や個人面談では、何を話すの？］の答えに「話す準備」とあり、確かに、準備は必要だと改めて感じ、話しておきたいことを事前に準備したおかげで、会話がスムーズに運び、無事に時間内で聞きたいこと、話したいことを伝えることができて、ホッと一安心。