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【期間限定価格】続・岳物語
著者 椎名 誠
シーナ家の長男、岳少年。オトコの自立の季節を迎えている。父子の濃密でやさしい時代は終わろうとしていた。ある日、エキサイティングなプロレスごっこで、ついに岳は父の体を持ち上...
【期間限定価格】続・岳物語
続・岳物語
岳物語 続 (集英社文庫)
商品説明
シーナ家の長男、岳少年。オトコの自立の季節を迎えている。父子の濃密でやさしい時代は終わろうとしていた。ある日、エキサイティングなプロレスごっこで、ついに岳は父の体を持ち上げたのだ。ローバイしつつも、息子の成長にひとりうなずくシーナおとう。カゲキな親子に新しく始まった、キビシクも温かい男の友情物語。
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紙の本
のびのび椎名家に拍手!
2016/10/21 12:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
岳君が少しづつ大人に近づいていて、椎名家にも子離れの時期が迫ってきているが、読者の私もちょっとさみしい。
岳君ののびのび育ちぶりは変わらず、周囲の一部の大人、特に学校の先生の無理解も相変わらずだ。私なら、学校へ怒鳴り込んでしまうかも、という場面でも椎名夫妻は決してモンスターペアレンツ化はしない。これがえらいところだ。
岳君の親友、カヌーイストの野田知佑さんの犬、ガクの名の由来も明かされる。 椎名夫妻も、野田さんも好きだが、犬に人のうちの息子の名前をつけるのってあり?こういう大らかさが岳君を育んでいるんだろうなあ〜。
紙の本
家族というもの
2002/07/11 11:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りゅうこむつみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作(岳物語)で「いいなあいいなあ男親と息子っていうのはこんなのがいいなあ」と思った私はもちろんこの本を読んでさらに「いいなあ」と思った。しかし父親だけではまかないきれない部分もあるのだ。岳少年は父親の友だちを師としたりしてどんどんと大きくなってゆくのだ。
私はこの「いいなあ」が大きくなってこの本(前作を含む)をテキストに卒論を書いてしまったほどなのだ。もちろん父親と息子の関係から家族というものを考える、というものだったのだが。
だからぜひとも、家族ってなんぞ? とか、男親ってどういうものなんだろう、なんて思った人にはちょっとは参考になるかもしれませんよ。