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吉田茂とその時代
著者 岡崎久彦
1945年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾し、無条件降伏をした。ここに第二次世界大戦は終結。同月30日、連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーは、コーンパイプを燻ら...
吉田茂とその時代
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吉田茂とその時代 (PHP文庫)
商品説明
1945年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾し、無条件降伏をした。ここに第二次世界大戦は終結。同月30日、連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーは、コーンパイプを燻らせつつ厚木に降り立った。以来2000日におよぶ日本占領が始まったのである。その間、占領政策の下、昭和21年には日本国憲法が公布され、昭和23年には極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判の判決が下されるなど、激変する社会情勢のなか、「戦後の日本」がつくられていった。その立役者となったのは誰なのか。本書は、終戦から日本が自立復興の道を歩み出す、講和条約発効までを描いた、著者渾身の長編歴史評論である。陸奥宗光、小村寿太郎、幣原喜重郎等、卓越した外交官にスポットを当てながら、近現代の日本の歩みと外交史を事実に即して克明かつ冷静にたどった、著者のライフワーク「外交官とその時代」シリーズ5部作の掉尾を飾る、堂々の完結編である。
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「外交官とその時代」シリーズの5冊めにして完結となる著作。
2003/11/23 03:33
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投稿者:由良 博英 - この投稿者のレビュー一覧を見る
陸奥宗光、小村寿太郎、幣原喜重郎、重光葵&東郷茂徳(合本)につづく岡崎久彦さんの「外交官とその時代」シリーズの5冊めにして完結となる著作。日本の近代史を俯瞰するには格好のシリーズだ。ポツダム宣言受諾から占領下の7年間にあって、天皇、軍、憲法をめぐる政府とGHQとの駆引き、それが今日に及ぼす問題を厳しく衝いている。現憲法にかかる幣原の苦悩のくだりは涙を誘った。吉田茂に対する著者の評価は、かなり辛い。