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刑事マルティン・ベック バルコニーの男
著者 著者:マイ・シューヴァル , 著者:ペール・ヴァールー , 訳者:柳沢 由実子
ストックホルム中央の公園で女児の死体が見つかった。彼女は前年、不審な男に話しかけられ、警察に証言を残していた。そのわずか二日後に別の公園で新たに少女が殺害され、ストックホ...
刑事マルティン・ベック バルコニーの男
バルコニーの男 (角川文庫 刑事マルティン・ベック)
商品説明
ストックホルム中央の公園で女児の死体が見つかった。彼女は前年、不審な男に話しかけられ、警察に証言を残していた。そのわずか二日後に別の公園で新たに少女が殺害され、ストックホルム市民は恐怖に打ち震えた。連続少女暴行殺人事件に、刑事マルティン・ベックは仲間と事件に取り組むが、手がかりは三歳の男の子のたどたどしい証言と、強盗犯の記憶のみ。捜査は行き詰まる――。警察小説の金字塔シリーズ・第三作!
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紙の本
劇的ではないがリアリティのある結末
2017/05/15 22:00
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投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
マルティン・ベックシリーズ第三作目。ストックホルム市内の公園で女児連続殺人が発生。手がかりが乏しく、捜査はいきづまる。卑劣な犯罪を知った市民の戦慄と、一向に進展しない捜査に対する警察の焦燥がガンガン伝わってきます。 ある偶然から捜査が大きく動き出すのですが、この結末は本当に意外でした。初めてみるパターンでしたね。主人公はマルティン・ベックですが、これは犯罪と戦う警察の姿を描いた小説です。