シスタージェネレーター　沙村広明短編集

投稿元：

レビューを見る

『無限』の最新刊と同時発売されてました。
シリアスもの、ギャグもの、と交互に
短編がたくさん入ってます。

シリアスものは途中からSF要素の難易度が
高くなってきて若干読みづらいのだけど、
ギャグものが楽しい！
『制服は脱げない』の、女子高生の会話が
シュール過ぎる……
ニュウ子の発言はいちいち名台詞です。

投稿元：

レビューを見る

出た！
普段はシニカルな姿勢で居ながら、時折
確信を突くような言葉を発する登場人物達が好きだ。
（今回なら中二病とか。）

やっぱり、漫画家と中学生の話が良かった。

投稿元：

レビューを見る

珍しく、日常を描いているのだけれど、『制服は脱げない』が不条理な沙村ワールド全開でいい出来。
『エメラルド』は題名も、ヒロインのブラック・ローズもシンリジィだけど、中身は、沙村作品には珍しくハッピーエンディングで、きっちりオチのある話。
『ハルシオン・ランチ』が好きな方にはお勧め！

投稿元：

レビューを見る

歪で純粋な愛。怒り。哀しみ。笑い。少女達はどんな残酷な運命の中にいても決して絶望することはない。鋭い視線で前だけを見ている。

投稿元：

レビューを見る

「ブリギットの晩餐」と「シズルキネマ」が好き。「エメラルド」は元ネタが有名すぎるからなあ。
それにしても「制服は脱げない」の小ネタが素晴らしい。愛の技巧（ラヴ・クラフト）とか。プロセスチーズについては完全に同感。

投稿元：

レビューを見る

短編集です。「久誓院家最大のショウ」がよかったです。ちょっと傾倒系の作品が、好みなのか、自分。他の作品もよかったですねぇ。ただ、行き過ぎるグロ系は、駄目ですので、他の作品のキツイ作品は・・・。
ともかくこの作者さんは、いいですねぇ。

投稿元：

レビューを見る

なんかこー趣味に走りつつだらだらしつつざくざく描き散らしつつも上手いと何とかなるんだなっていう見本のよーな気が。ある意味奥が深くて面白いと思う人と何が面白いか全く分からない人の二種類に分かれそうです。
ラヴクラフトで官能小説「愛の技巧」は笑ったw

投稿元：

レビューを見る

　沙村広明さんの短編集は前のブラッドハーレーの馬車でぎゃふんと言わされたので怖々と購入。
　で、これは大丈夫でした。やっぱり突き放す様な終わり方もあるけど、要所要所に入っている「制服は脱げない」が良いのかも。ゆるい女子高生のやりとりを借りた作者の本音（？）が面白かったです。

投稿元：

レビューを見る

表紙と中の絵柄がけっこうちがいますね。
独特のざっくりとしつつも柔らかいペンタッチが好き。絵うまいなあ。
女の子のふとももがまぶしい。

投稿元：

レビューを見る

特殊性癖、ギャグ、シリアスと何でもござれな、作者の短編書きとしての才能ダダ漏れな一冊。
制服は脱げないがイチオシ。

投稿元：

レビューを見る

未レビュー消化。沙村先生お得意のサディスト描写から始まる短篇集。作品の合間にある沙村ギャグも面白いですが、一際惹きつけられたのはブリギットの晩餐でした。ブリギットや他のキャラたちの感情の揺れ動きはそれ程激しいものではありませんでしたが、一枚一枚の絵にそれぞれのキャラの思考が描かれているように見えて面白かったです。

投稿元：

レビューを見る

静止しているヒトコマに動きやテンポのよさを感じさせるのは
たぶんこの作家さんくらいじゃないだろーか。
読者の視線の動きと、コマの構図を対応させているのも
その一因であるかもしれない。
分割された場面なのに、時間の流れがあるところは
まるでアニメーション。

内容は…相変わらずアホだ。
と思わせながらも機知に富んでたり表現の簡潔さが光っていたりして
なかなかつかみどころのない作家さんです。
反面、案外シリアスなところではストレートに告白してる気がして
その際立ちすぎる主張が弱点（＝本性）じゃないのか？なんて思ったり。

どことなく篠房六郎さんと似た匂いが…

投稿元：

レビューを見る

遠目でも一目瞭然な、従来の沙村氏と正反対な絵柄の表紙が目印。
「ブリギットの晩餐」のラスト、余りのやるせなさにちょっと涙が出た。
「シズルキネマ」、氏はブルマにあんまりこだわりが無いんだろうなとか思いながら読んだ。
「エメラルド」で久々のウエスタン体験を堪能。

なかでも女子高生時事ネタ漫談マンガ「制服は脱げない」は爆笑させて頂きました。時事ネタは鮮度が命なので未読の方はお早めにどうぞ。