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琥珀の夢 小説 鳥井信治郎 上
著者 伊集院 静
<大阪船場、丁稚奉公編>明治12年1月30日夜明け。大阪船場、薬問屋が並ぶ道修町に近い釣鐘町で一人の男児が産声を上げた。両替商、鳥井忠兵衛の次男信治郎、後に日本初の国産ウ...
琥珀の夢 小説 鳥井信治郎 上
琥珀の夢 小説鳥井信治郎 上
商品説明
<大阪船場、丁稚奉公編>明治12年1月30日夜明け。大阪船場、薬問屋が並ぶ道修町に近い釣鐘町で一人の男児が産声を上げた。両替商、鳥井忠兵衛の次男信治郎、後に日本初の国産ウイスキーを作り、今や日本を代表する企業サントリーの創業者の誕生であった。次男坊の宿命で信治郎は13歳で薬種問屋小西儀助商店に丁稚奉公に入る。小西商店では薬以外にウイスキーも輸入して扱っていたが、儀助は国産の葡萄酒造りを考えていた。しかし当時の葡萄酒はアルコールに香料など様々なものを混ぜ合わせた合成酒。信治郎は夜毎、儀助と葡萄酒造りに励んだ――。
目次
- 序章/第一章 鳥井家の次男坊/第二章 丁稚奉公/第三章 ハイカラ修行
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琥珀の夢
2017/11/05 23:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エクスカリバー - この投稿者のレビュー一覧を見る
サントリーの『やってみなはれ』は、佐治氏の口癖ではなく、創業者の精神だったのですね。
大阪では、昔から何かと話題の多い、世界企業のひとつサントリー。その歴史を人情味溢れるエピソードを折り込みながらの、なにわの商人(あきんど)物語。いやぁ、読みながらなんか懐かしい、船場言葉もちらほら。テンポもよく、いいお話しでした。
是非『読んでみなはれ』。