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角換わり 初段の常識
著者 塚田泰明
角換わり、駒組みから最新形まで本書は塚田泰明九段が角換わりの駒組みから最前線までをやさしく解説するものです。基本となる棒銀、早繰り銀、腰掛け銀の3つの指し方から、右玉、▲...
角換わり 初段の常識
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角換わり初段の常識
商品説明
角換わり、駒組みから最新形まで
本書は塚田泰明九段が角換わりの駒組みから最前線までをやさしく解説するものです。
基本となる棒銀、早繰り銀、腰掛け銀の3つの指し方から、右玉、▲4五桂速攻、▲4八金・2九飛型などの最新形まで網羅しています。
角換わりは指してみたいけどよくわからない、という人にとってはうってつけの一冊です。
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良書
2018/04/18 22:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honto Customer - この投稿者のレビュー一覧を見る
角換わりは、お互いが最序盤から角を持ち合うため、
慎重な駒組みを進める必要があることから、特に難しい戦法の一つだと思われている。
また、相手が拒否しようと思えば簡単に拒否できるため、他の戦法の学習に優先されてしまう傾向にある。
そのために同戦法の棋書は比較的少なく、
あっても「段位者ならば知ってて当然の変化」が省かれている高難易度の本がほとんどだった。
一方で本書はタイトルの通り、角換わりの初学習にふさわしく
最序盤の「段位者ならば知ってて当然の変化」から丁寧に書かれている。
また、歴史深い常識的な変化だけでなく、ソフト研究由来の▲4五同型革命や、
最近のプロ棋戦でよく指される▲4八金型などの新型も紹介してある。
ほかに角換わりを基本からしっかり学べる本といえば2011年発行の「よく分かる角換わり」が高評価だが、
進化の早い角換わりを新しく学びはじめるならば初学に本書を選ぶ選択肢ができたと思う。
また100ページくらいは「よく分かる角換わり」や「羽生の頭脳」の既読者としても新鮮に楽しく読める。
角換わりは藤井聡太六段の得意戦法でもあり、
この春には角換わり名局集も出版されることから、この戦法が好きな自分としてはタイムリーに良書が出てきたと思った。