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就職活動はあらゆるデータを色んな角度から見ないといけないと教わりました。
当たり前のようでなかなか出来ないことですが。
企業のモデルとして登場する会社は中小企業(特に工場)が多かったです。今まで読んできた就職活動本(と言ってもそんなに沢山読んでいませんが)が、大企業やベンチャー企業に着目していたので、目新しかったです。
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中小企業の実例が乗っている就活本は珍しい。
あと、わかりやすく就職活動の取り巻かれている社会状況が
説明されており、それに基づき自分がどうするか考えられる人には
とてもお勧めです!!
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新しいサービス(仕事)を次々と考えだすことが仕事の最重要なことのひとつです。
教養というのは社会の中で自分の位置を知ろうとする努力、あるいは知っている状態、あるいは知ろうとする努力の総体をいう。
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仕事を求める「就職活動」における、「そもそも論」ってところか。昔はよく先輩に「そもそも論ばかりを論ずるコンサルタントは信頼されない」といわれてましたが、最近の現場では「そもそも論ができていない」お客さんが多いみたいで、「言葉の定義づけ」、「共通認識化」、みたいなことを作業のはじめや途中に行うことが多くなってます。自分の就職活動においても改めてやって見ているところだったので、参考書として購入して見ることにします。
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【流し読み】
・想定する読者が広いため、期待したものよりレベルが低い印象を
受けたため、流し読みに切り替えた。
・全体的に「まぁそうだろうなぁ」と思う事柄で、目から鱗という感覚は
なかった。一般的な就活はこういう雰囲気で悩むのだろうと想像で
きたが、2週間ぐらい前に通過した地点だったと思う。
だからと言って2週間前に読んだら目から鱗かって聞かれると、そん
な気もしない。多分、当然のことを教える本だからなんだろう。
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たまたま目に付いたので読んでみた。就活自体にはあまり興味がないのでためになったかどうかは分からないが、大学生が読むべき本や見るべき映画の紹介があったので参考にしてみようと思った。
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「就活の商品化」に警鐘を鳴らす、いわゆる就活批判本の一種。
日経新聞で絶賛されていた割にはインパクトに欠けているという印象を受けました。
一方で、実際に企業に勤めている人物を取り上げた章では、社会人としてのリアルな意見、責任とライフスタイルが率直に伝わって来て、それなりの読みごたえがあります。
就活を考える上で重視すべきは対策本ではなく良書であるというスタンス、読んだ本が自分という人間のバックボーンになっているという意見には大変共感出来ます(ま、ただ単に私が読書好きなだけですが)。
松岡正剛が著書「多読術」で述べていたのと同様に、本書の著者も「読書は他者の経験を追体験するツールである」という見解を持っています。
このイメージは非常に分かりやすい。本書の著者もかなりの読書家なので、読書がその質・量ともにあるレベルに達すると行きつく思想なのでしょうか。
おっと、話が読書になってしまいました 笑
読書観に関してはかなり鋭い意見を得られる良書ですが、こと就活に関して考えるとイマイチかも・・・。
ベストセラー「就活のバカヤロー」と比べてみてはいかがでしょうか。
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就活中に読んだ。内容は就活に偏見を持たないことだった気がする。本のなかで紹介されている本が秀逸。読書をするきっかけとなった本。
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すでに社会で長いこと働いている人間にとっては、当たり前のことが書かれているのだけれど、今の世の中、あえてこういうことを伝えていく必要があるんだなぁと考えさせられた1冊。
著者の膨大な読書量からの書籍紹介が私にとっては魅力。今の学生にも本を読むことを教えていかないといけないのでしょうね。
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1103@JunqdoLeaflet
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松浦機械:福井県・真に国際的 20
『自動車絶望工場』 鎌田慧 1973 現代史出版会 35
『ものづくりに生きる』 小関智弘 岩波ジュニア新書 38◆
『働くって何だ』 森清 岩波ジュニア新書 42,182◆
『堂島物語』 富樫倫太郎 毎日新聞社 ←昔のトレーダー秘話 49
競争とセーフティーネット 56
『現代の経営(上)』 ドラッガー ←教会(全体)を立てていることと経営管理者 71
『大学論』 日本エディタースクール出版部 ←教養と自分の社会内役割・状態 73
『ポーツマスの旗』 新潮文庫 85◆
『蝉しぐれ』 藤沢周平 新潮文庫 86◆
『君たちはどう生きるか』 吉野源三郎 岩波文庫 86◆
『こころの旅』 神谷美恵子 みすず書房 日本評論社 86◆
『17歳のための世界と日本の見方』 松岡正剛 春秋社 87◆
『スタンド・バイ・ミー』 1986 US 87◆
『愛と青春の旅立ち』 1982 US 87◆
『シービスケット』 2003 US 87◆
『グッド・ウィル・ハンティング』 1997 US 87◆
『陽のあたる教室』 1995 US 87◆
『なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか』 ちくまプリマー新書 96
『若者はなぜ3年で辞めるのか?』 城繁幸 光文社新書 101
『雇用の常識「本当に見えるウソ」』 プレジデント社 103
『誰のための会社にするか』 ロナルド・ドーア 岩波新書 109
『就活のバカヤロー』 光文社新書 111
『日本会社原論』第4巻 ←就社ではなく好きな仕事を! 121
『「良い仕事」の思想』 中公新書 125◆
『仕事が人をつくる』 小関智弘 岩波新書 131◆◆
『就職迷子の若者たち』 集英社新書 小島貴子 ←CCの第一人者による傑作 137◆◆
『格差社会ニッポンで働くということ』 岩波書店 139
『日本産業社会の「神話」』 日経新聞出版社 143
『私の個人主義』の「道楽と職業」 夏目漱石 講談社学術文庫 153
『個人尊重の組織論』 太田肇 中公新書 158◆◆
『神の捨てた裸体』 石井光太 新潮社 158
『絶対貧困』 石井光太 光文社 158
「専門」を選ぶということ。社会に位置づくということ。 絹川正吉ICU元学長 (読売新聞2009年1月6日) 171◆◆
『仕事と日本人』 ちくま新書 181
『会社員の父から息子へ』 ちくま新書 188
『就職氷河期応援歌――1万本の「添削」から見えたもの』 2009 論創社 197◆◆
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今の時期に読めてよかったと思う。
本の中でおすすめされている本も早く読みたい。
人は他者との関係の中で生かされています。他者が自分のことをどのように「憶って(おもって)」いるのかが気にならない人間はいません。それゆえ人は自分の属する共同体や職場で何らかの努力をするのだと思います。
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「就活のまえに」というタイトルであるが、就活中あるいは就活が終わった学生が読んでも十分有意義な本であろう。どうしても企業の名前にとらわれがちな我々に「ちょっと落ち着こう」と声かけしてくれる。大企業にも中小企業にも片寄りすぎないバランスの取れた視野で綴られており、自分にとって良い仕事を見つけるためにどうすれば良いのかを考えさせられるだろう。統計データもいくつか出ており、説得力のある内容である。 本文中に多くの本が提示されており、本が好きな人はこうやって自分を説明する手もあるんだと気付かれる。
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就職したのはかなり昔のことで、転職は数年前にしたものの、仕事にも慣れてきて今の会社でもう少し頑張ろうと思っています。この本は就職のアドバイスについて、大学教授の中沢氏が長い就職活動へのアドバイスを基に記されたものです。
良い仕事や良い職場の見分け方についても書かれていますが、あと10年以内には就職活動をしているだろう二人の娘達へ何らかの役に立てば良いなと思っています。
著者の中沢氏は郵便局で働いていたこともあるようで、夜の5時から朝の9時まで郵便物を仕分けをする仕事をしていたこともあったそうです、私も今から30年ほど前の大学時代にバイト(週三回の夜間勤務)をしていたので懐かしく思いました。
特に、アメリカでもヨーロッパでも大企業志向、ひとつの職場への定着を好む人が多いという指摘(p142)、アメリカでのレイオフの現実(正社員から、勤続年数の短い=若い人から)(p145)には少し驚きました。多分、こちらが現実的なのでしょうね。
以下は気になったポイントです。
・会社の歴史が20年もあるのに平均勤続年数が短い、平均年齢が若い会社は、どんどん人が辞める会社であり、社員を使い捨てする会社かもしれない(p19)
・面接時に大学時代のアルバイトの経験を話すのは良くない、専門科目の中でどんなテーマに興味をもったのかが重要なポイント(p27)
・仕事とは何十年も続く長い闘いなので、少しでも好きになる可能性があるのなら、そのための努力をすべき(p37)
・10歳を超えるかといった年齢で就労する国は、平均寿命が低い国である、日本も戦前までは平均年齢が50歳程度であった、老化が早い分、大人になるのが早かった(p51)
・客先にとって必要な新しいサービスを次々に考え出すことが、仕事の最重要なポイント、指示待ちではダメ(p63)
・ポーツマスの旗、は日露戦争の終結をめぐって一人の外交官が背負った外交交渉を軸とした物語であり、明治という国家を知るうえで欠かせない小説(p88)
・就職、離職率に関する数字を分析するには、数字そのものが過去と比べてどうなのか、高卒・大卒の条件が同じかを確認する必要がある(p101)
・高卒三年以内の離職率は、ここ20年間で変化していない、大卒の離職率が若干増加しているのは、90年以降に大学進学率がアップして大卒者が30%も増えたから(p105)
・アメリカでも有名大学卒業生の半分は大企業に就職しているのが実際である(p123)
・アメリカにおける「先任権」は年功序列に近いもので、勤続年数の古い順に権利がある、レイオフは日本と異なって正社員からで、勤続年数の短い人間から行われる(p145)
・アメリカでは職種間を移動する場合には、勤続年数の古い順に希望が通ることになっている(p145)
・アメリカの労働者は、同一労働、同一賃金といった公平な扱いを要求して組合を作ろうとしたが、経営者側はギャングを雇って弾圧した、しかし30年代半ばに働く側に有利な労働法が成立して、UAWが成立した(p147)
・日本メーカのアメリカ工場の賃金などの労働条件は、UAWの10%引きが相場であったが、GMとクライスラーの破綻は自動車メーカにとっては基準がなくなることであり良いことではない(p151)
・50年前(1960年前後)の日本の高卒の初任給と待遇が、現在のインドネシアの若者と重なっている、もう少し改善されているのが、マレーシアやタイである(p164)
・大学4年間で差がでるのは、勉強を含めた時間の過ごし方の差である(p170)
・何かに夢中になれるということは、そのことを通して世界と関わることができることでもある(p174)
2011/4/8作成
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授業の夏休みの課題図書として読んだ本。
就活目前の、大学3年の夏に読めて良かったと思う。
一緒に働きたいと思ってもらえるような、そして将来「この人なら」と信頼される人になりたい。
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読みやすい本です。楽しくない、面白くない、地味な仕事が世の中の大半。就活生が自分をよく見せようとするのに対して、企業も同じことをする。されど、仕事は人として成長したり、社会と関わる上で欠かせないもの。長く、その仕事に携わることで見つけられることがある。どんな、仕事をしたいか?それは、やってみないとわからないのが、本当のところではないだろうか?人との関係の中で、自己実現をしていく。他人との関係のなかで評価を受けたり、幸せを感じる。最後にあるのは【何をもって記憶されたいか】である。