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電子書籍
日本料理神髄
著者 小山裕久
日本料理とは何か。その本質を、稀代の日本料理人が料理人志望者に講義するスタイルで明らかにしていく傑作エッセイ。料理の仕組みがわかれば、その楽しみ方も倍増すること請け合い。...
日本料理神髄
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日本料理神髄 (河出文庫)
商品説明
日本料理とは何か。その本質を、稀代の日本料理人が料理人志望者に講義するスタイルで明らかにしていく傑作エッセイ。料理の仕組みがわかれば、その楽しみ方も倍増すること請け合い。料理ファン必携!
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紙の本
もっと知りたい、もっと味わいたい日本料理
2007/05/06 14:14
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バッカス - この投稿者のレビュー一覧を見る
老舗料亭青柳主人、小山裕久。作り出す料理だけでなく、日本料理を世界に広める活動も認められている、日本の最高の料理人の一人であるらしい。
本書はそんな著者が料理人を目指す若者に向けて書いたもので、著者が料理について考えたことや他の料理人との会話を通して、修行の心構えや助言が読者に送られている。平易でありながら、深く考えられた考えに触れることは、これから料理人を目指す者にとって有益な本であることは疑えないだろう。しかし本書は私のような一般読者にとっても意味がある。それは単に成功者の考え方に触れるというだけの意味ではない。日本料理の奥深さを垣間見ることのできる案内書なのである。「日本料理とは素材を生かす料理」という小山にとっては、「切る」という行為も素材をよりおいしくするための「調理」である。いつか小山が庖丁で料理した鳴門の鯛が食べたい。本書を読み終わっての感想である。