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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2019/03/29
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • ISBN:978-4-06-185895-4

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淀川長治映画塾

著者 淀川 長治

誕生して100年以上たつ映画。その映画の申し子・淀川長治が、アテネ・フランセ文化センターで開いた映画塾10年の講義録。サイレントからトーキーへの変遷、黒澤明などの名監督、...

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淀川長治映画塾

税込 1,210 11pt

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淀川長治映画塾 (講談社文庫)

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誕生して100年以上たつ映画。その映画の申し子・淀川長治が、アテネ・フランセ文化センターで開いた映画塾10年の講義録。サイレントからトーキーへの変遷、黒澤明などの名監督、名優たちとの出会いから、幻の作品のストーリーを生き生きと語る姿は、私たちを魅了してやまない。映画はやっぱり素晴しい! 映画の恋人・淀川長治の素晴らしき映画人生。

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紙の本

淀川長治の言葉には、情報量の少なさと反比例するかのような、熱や勢いといったものが感じられる

2010/02/03 21:47

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本を読むひと - この投稿者のレビュー一覧を見る

 文庫オリジナルの本書は、アテネ・フランセ文化センターにおける映画上映にあわせた著者の連続講義=講演をまとめたもの。セレクトされているせいもあり、600ページを越える本文のなかみは濃い。
 キング・ヴィダーについての章があるので古本を購入したが、独特の語りをしっかりと採録していて淀川長治の本としては最上のほうに属すると思う。
 連続講義を著者にお願いしたアテネ・フランセの松本正道の「あとがき」を読むと、いかにも淀川長治的な挿話があって興味深い。
 2日間でキートンの主要な映画をすべて観ようというプログラムをたてる。《講演の日、会場の草月ホールにお連れする車の中で、先生からこんな過密なプログラムではご覧になる方は大変ではないか、とのご質問があった。「シネフィル(映画フリーク)であるシネクラブの会員にとってはこたえられない企画だと思いますが」とお答えした。すると先生は「映画は100人の人間がいれば100通りの愛し方ができるものなのに、あなたがたは自分たちだけが映画をわかっている、自分たちだけが映画を愛している、そう考えているでしょう。私は、そう考える人たちは大嫌いです」と珍しく厳しい口調で諭された。》
 ここに映画にかかわる彼の存立基盤があるような気がする。

 さてヴィダーについての1988年の講義には、当時の皇太子一家と著者(および辻邦生など)とが交わした面白い話が最後に語られているが、ヴィダーそのものについては、これを遡ること2年前にフィルムセンターで上映された「アメリカ映画の巨匠たち」特集のパンフレットに著者がしたためた長文以上に重要なことは話されていない。その論文は「ラオール・ウォルシュとその時代から」と題されているが、文中最も長く言及されているのはヴィダーであり、この監督への愛着が分かる。
 ただ情報量からいえば、同じパンフレットの記された岡島尚志による「上映作品解説」中のヴィダーにかかわる部分が貴重であり、現在の日本では、このあたりがヴィダー記述では最も詳しいことになるのかもしれない。
 ついでにいうと、このフィルムセンター特集はラオール・ウォルシュが中心であり、上映作品全30本のうち12本を占め、ヴィダーはわずか4本に過ぎない。またこの上映の1年後に雑誌『リュミエール』で「巨匠たちの百年」と題された特集が組まれたとき、ジョン・フォード、ハワード・ホークスの横に並んだ名はウォルシュだった。
 さらにいうと、日本ではサイレント期からアメリカ国内で映画をつくっていた監督のうち個別の関連書物が刊行されているのは、チャップリン、キートン、フォード、ホークスをのぞけばほとんどないに等しい。グリフィスについては申し訳程度のものしかなく(もちろん『リュミエール』のグリフィス特集を指しているわけではない)、シュトロハイムについての本はない。
 本書はそのシュトロハイムほか、キートン、デミル、マムーリアン、ルビッチ、フォード、マイルストン、スタンバーグ、ムルナウ、ラングと、サイレント期からトーキーに至る時期にハリウッドで映画を撮った錚錚たる監督について、たっぷりとした淀川節を聴くことができる。
 特にルーベン・マムーリアンとかルイス・マイルストンのように、普段あまり目にしない監督についての長い話は、とても貴重だし面白い。
 たとえば舞台出身のマムーリアンが映画を撮ろうとしたときの気持ちについて語るとき、《ちょうどルネ・クレールが『巴里の屋根の下』を撮るときに、しっかりやろなと思ってつくったと同じこと。それまでに前衛映画とか撮ってたけれど、本気になっちゃうわけね》と結びつけるあたりに、この人のひらめきがあるような気がする。普通の感覚だと、劇映画の手前にあるものとして舞台と前衛映画を同じ扱いにはしないような気がする。
 続く熱烈な言葉にあおられて、あまりよく知らなかったマムーリアンの『喝采』をそのうち見ようかと、ふと思ってしまった。マイルストンの『雨』も見たい。
 巻頭にあるシュトロハイムについての講義も面白い。著者は、上映される『グリード』のプリントが、かつて彼が見て驚嘆した映像がいたるところで欠けていることに気づき、講義のなかでカットされた箇所をいきいきと言葉にする。それは今見てきたばかりのように新鮮な言葉である。
 『グリード』は先日、図書館で見たレーザーディスク版が107分、双葉十三郎『ぼくの採点表/戦前篇』の『グリード』評には140分と記載されていた。市販のDVDに129分となっているものがある。
 『グリード』の元々の完全版が10時間もあったことはよく語られることだが、双葉評の最後に、ジャック・フィニイの『マリオンの壁』という小説がこの完全版『グリード』にふれていると記されている。


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