商品説明
「夫源病(ふげんびょう)」とは、
読んで字のごとく、夫が源(原因)の病気です。
夫の無神経で鈍感な言動が強いストレスとなり、
妻の心身にめまい、動悸、頭痛、不眠……といった
更年期障害のような症状が出てしまう病気のことです。
これは、更年期の女性だけに起こる問題ではありません。
30~40代の若い世代や、60代の女性にも多く見られます。
つまり、夫を持つ妻は誰しも、夫源病にかかる可能性があるのです。
この夫源病を発見・命名した著者は、2001年春に大阪市内の病院で
「更年期外来」を開設し、600名以上の夫婦の相談に応じてきました。
“夫源病”というキーワードは、
テレビの健康番組やワイドショーをはじめ、多くの雑誌でも取り上げられ、
大きな反響を呼んでいます。
今、幅広い年齢層の妻たちから、「私も夫源病です!」という声があがっているのです。
妻を最も病気にしやすいのは、「外づらのいい夫」です。
そのほか、
「“誰に食わせてもらってるんだ”が口癖」
「高熱で寝込む妻に“飯は?”と詰め寄る」
「子どもの悪い部分をすべて妻のせいにする」
「今日あった出来事を話しても上の空」
「自分は夜遊びするのに妻には許さない」
「姑が言いたい放題でも見て見ぬふり」
「定年退職したとたん四六時中まとわりつく」
なども危険サインです。
あなたの夫は、だいじょうぶですか?
本書では、「生活習慣」「お金」「家事」「子育て」「両親」といった、
夫婦生活のさまざまなシーンに合わせて、具体的な夫源病の実例と、
それを解決するためのアドバイスを満載しています。
お互いにストレスとならない快適な夫婦関係を再構築して、
あなたの夫源病を今すぐ治しましょう。
●主な内容
・夫源病は夫婦の会話がなくなることから始まる
・良妻賢母であろうとする女性が夫源病になりやすい
・いい夫婦像が映画やドラマにあふれて夫源病が急増
・96%の妻が夫に不満を持ち、83%の妻が離婚を考える
・なぜ夫という生き物は妻の心を傷つける言動を取るか
・定年後の生活を夫は楽しみにし、妻は危ぶんでいる
・更年期障害の症状が出る人と出ない人がいるのはなぜ
・医師からこんな病名を宣告されたら夫源病を疑え
・家事は夫と妻で「完全分業制」にするのがベスト
・育児中の妻が夫に「イクメン」を期待するのは間違い
・子どもが巣立った後の「空の巣症候群」を防ぐカギ
・お互いに心地よい距離感の夫婦関係ができるプチ別居
・夫源病を治す最終手段「離婚」を決める前の注意点
・これが夫源病を防ぐ中年以降の夫婦のベストなあり方
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紙の本
家族の中で、「夫」は“一番近くて一番遠い他人”。夫に与えられたストレスの種は、早いうちに摘まなければ。
2013/02/22 16:33
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:星の砂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、「夫源病」という病気を、この本を読んで初めて知った。「夫源病」とは、「夫のなにげない言動に対する不満や、夫の存在そのものが強いストレスとなり、妻の心身にめまい、動悸、頭痛、不眠・・・・・・といった更年期障害のような症状」が現れる病気のことをいうそうだ。更年期の女性だけに起こる問題ではなく、夫を持つ妻は誰しも、夫源病にかかる可能性があるらしい。私は、浪費癖のある夫に、<私が病気になるとしたらあなたが原因だね>とよくぼやいているが、夫が原因で病気になる(させられる)前に、早急に対策を練らなければ。
著者は、2001年春に大阪市内の病院で「男性更年期外来」を開設。「夫の治療には妻の支えが不可欠なので、私は夫たちの治療と並行して、妻たちのカウンセリングや治療にも乗り出しました」とあるように、中高年の夫たちを治療するなかで、その妻も同じように、深刻な体調不良に苦しむケースが非常に多く、「結婚している女性たちにとっては、夫の無神経で鈍感な言動や、夫の存在そのものがストレス源であり、多くの妻が夫に対するストレスからくるさまざまな心身の不調に苦しんでいる」ということに気がついたそうだ。この本は、妻たちが夫に対してどんなストレスを抱いているのか、赤裸々な生の声をたくさん集め、夫源病を予防・改善するために家庭で手軽にできる治療法やアドバイスを満載したもの。
【第1章 妻の病気の9割は夫がつくる】、【第2章 女性ホルモンがへると夫源病になる】、【第3章 夫源病の引き金「生活習慣」】、【第4章 夫源病の引き金「お金」】、【第5章 夫源病の引き金「家事」】、【第6章 夫源病の引き金「子育て」】、【第7章 夫源病の引き金「両親」】、【第8章 今すぐできる夫源病の治し方】。【第1章】に、《「夫源病」危険度チェックリスト》があり、10項の質問に○×で答えて判定するという簡単なチェックリストを早速やってみた。結果は、○が2個。4個以下はセーフで、「今のところ夫源病の心配は少なそう」という判定。自分が思っている以上の好結果に驚いたが、“このままなら”病気の不安はなさそうだ。
私はセーフであったが、この本に取り上げられた実例(25例)は、身に覚えがあることばかり。ともあれ、夫への不満があるうちは、<夫源病予備軍>に違いないのだ。特に、《実例3 おこづかいが足りなくなるとお金をせびる》に48歳の主婦の声「―家計から借りたお金でお酒を飲み、タバコを吸います―」は、我が家と同じ。対策として、著者のアドバイスに「おこずかいの使い道には口を出さない」なら、私にも出来そうだ。
本書は、夫に不満を持つ妻たちの本音が満載。なかでも、《夫に対して「早く死んでしまえばいいのに」》と思ったことのある妻は54.6%もいるというアンケート結果もある・・・。夫婦なら、<共に健康で長生き>を願うのが当たり前なのに、相手の死を願うようになっては“重症”である。著者のアドバイスを実践し、「夫源病」にならないように“予防接種”していこう。