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「生きる力」をつけるドイツ流子育てのすすめ
著者 サンドラ・ヘフェリン
日本は大人になっても自立できない人が多いのはなぜなのか? 「やりたいことがわからない、見つからない」という若者が急増する日本。それに反し、10歳にして将来の進路を決め、そ...
「生きる力」をつけるドイツ流子育てのすすめ
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生きる力をつけるドイツ流子育てのすすめ
商品説明
日本は大人になっても自立できない人が多いのはなぜなのか? 「やりたいことがわからない、見つからない」という若者が急増する日本。それに反し、10歳にして将来の進路を決め、その目標に向かって励むドイツ。ドイツと日本の両国で教育を受けた著者が、それぞれの教育システムの違いを明らかにする。主な内容は次の通り。 勉強は学校、しつけは親/十歳で選択することのメリット/人間形成の責任は親にある/男の子と女の子を区別しない/ドイツでは仕事=夢/ほかの子どもと比べてはいけない/童話やメルヘンでモラルを教える/リサイクルの習慣は子どものときから/羽目をはずさせるのも教育 ドイツの教育の目標は「大人になったら一人で生きていけること」である。「生きる力」をつける教育が自立につながるのだ。これから親になる人、自立できる子どもに育てたいと思う親たちへ。子どもの個性を大切にし、さらにその子の長所を伸ばすヒント満載の一冊!
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紙の本
ドイツ的な教育方法
2016/08/06 14:59
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投稿者:凱田伊太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は日本とドイツの文化や生活など様々な面での違いを、著者の実体験をもとに書かれている。 私が特に関心を持った部分は、子供の教育方法である。 日本の教育は周りの人々と協力し協調性を養っていくことが主となっているが、ドイツでは個人の意見を尊重する事を教育の基盤としている。そのため、ドイツの子供は自立心を持つ時期が日本人より早く、10代前半の頃から将来の事を視野に入れるのが当たり前となっている。 この事を日本の教育でも取り入れていくべきだと私は思う。勿論協力する事はとても大事な事ではあるが、その反面、周囲に混ざる事で自身を主張する機会が減ったり意見を言わず周りに流される事に慣れてしまい、いざ大事な選択を迫られた時にしっかりとした判断が出来ない人が多いの現実である。また、集団でいるとどうしても上下関係が生まれてしまい、そこからいじめへと発展していってしまう。多少の集団行動は団結力を養うために必要だが、小学校のうちから少しずつ個人行動を習慣化させる事も必要だと私は推測する。さらに、ドイツでは5歳の時にはきちんとした文章で話す事が求められている。これもドイツ独特の教育で、自分の考えを上手く相手に伝える事を目的としている。日本でも、ドイツほど徹底させるわけではないがこれらを取り入れていけば、会話力や語彙力は伸びるであろうしその後の勉強にも良い影響を与えてくれると私は思っている。