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チャイナ・エコノミー
著者 アーサー・R・クローバー , 訳:東方 雅美 , 解説:吉崎 達彦
オリジナル版刊行から起きた地政学的な変動も踏まえつつ日本への示唆をまとめた「日本語版へのあとがき」と、著名エコノミスト吉崎達彦氏の解説も収録!GDPで世界第2位となり、国...
チャイナ・エコノミー
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チャイナ・エコノミー 複雑で不透明な超大国その見取り図と地政学へのインパクト
商品説明
オリジナル版刊行から起きた地政学的な変動も踏まえつつ日本への示唆をまとめた「日本語版へのあとがき」と、著名エコノミスト吉崎達彦氏の解説も収録!
GDPで世界第2位となり、国際的なプレゼンスも強大となりつつある中国。GDPでアメリカを抜くという予測もなされている。
日本とは外交的な軋轢も多く、いわゆる「嫌中」的な本も売れる一方で、進出した工場や支社・子会社などの経営、また種々の工業製品・農産物の輸入は続き、さらにインバウンド観光や、越境ECに代表されるような消費財の輸出も注目されるようになってきており、密接な経済関係は今も維持され、新たな関心さえ呼んでいる。
本書は、解説の吉崎氏が、「中国経済を破綻なく総合的に描くことに成功」「これから中国経済と向き合わねばならないビジネスパーソンや学生たちが本書を入門書としてスタートできることを正直、羨ましく感じる」と語るように、さまざまな側面から中国経済について簡潔に歴史を振り返りながら、その現状と仕組みを、特段の専門知識を前提とせず、分かりやすく説き起こす。
翻訳書ながら読みやすい仕上がりで、また、日本語版のあとがきでは、オリジナル版刊行後の「一帯一路」やトランプ政権誕生などの地政学的な変動も踏まえ、日本への示唆をまとめている。
加えて、吉崎達彦氏による、日本の事情を踏まえたこの本の意義と読み方を指南する解説も収録。
断片的だったり偏った報道・出版が氾濫する中、中国経済・社会の全体像やメカニズムを正しく把握することがビジネスパーソン必須の教養となりつつある現在、最適の入門書!
2018年3月の日本語版刊行以降、さまざまなメディアで書評やおすすめとして紹介された、中国経済入門の定番!
目次
- 第1章 中国の政治と経済
- 中国の政治システムはどうなっているのか。また、それが経済にどう影響するのか/中国は他の共産主義国の失敗から何を学んだか/中国は近隣の東アジア諸国から何を学んだか/誰が経済政策を動かしているのか/中国の広さと人口は経済発展にどう影響するのか/経済成長と政治的な統制の間で、二者択一をしなければならないのはどんな時か
- 第2章 農業と土地と地方経済
- 人民公社の解体が1980年代の中国の成長につながったのはなぜか/1980年代と1990年代前半に、郷鎮企業は中国の経済発展でどんな役割を果たしたのか/都市と農村の格差は、なぜ1989年以降拡大したのか/都市と農村の格差の問題に2000年代の政府はどう対応したか/中国の農民は自分の土地を所有しているか/農地の権利の改善のために何が行われているか/中国は自給できるか
- 第3章 工業と輸出経済の興隆
- なぜ中国は巨大な工業国・輸出国になったのか/中国の産業開発戦略はどのようなものか/トウ小平の産業政策はどのようなものだったか/江沢民と朱鎔基の下で産業政策はどう変化したか/なぜ胡錦濤政権では産業政策が国家統制主義的になったのか/今後10年間で中国の産業政策はどのように変わるか/なぜ海外企業からの投資がそれほど大きな役割を果たしたのか/「産業政策」はどこが成功し、どこが失敗したか/中国は「ズルをする」のか/人為的に下げられた為替レートは、中国の輸出拡大でどの程度の役割を果たしたか/超低金利は重工業の成長を支えたか 80/中国はエネルギー価格を低すぎる水準に設定していたのか/知的所有権の侵害は中国の産業開発でどの程度の役割を果たしたか/中国の産業界はもっとイノベーションを起こせるか
- 第4章 都市化とインフラ
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