Ｄｅｖｉｌ　Ｍａｙ　Ｃｒｙ　デビル　メイ　クライ

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投稿者：志度渡　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

正確な銃捌き。スタイリッシュなダンテはかっこよいことこの上ない。
これは惚れてしまうよ。ゲームの方はやったことないが、小説でもダンテのかっこよさは存分に堪能できる。続きが楽しみである。

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投稿者：藍月　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

２００万枚のヒットを出したＰＳ２ソフト「Devil May Cry」。
主人公ダンテの手によっての華麗に舞う剣、二丁の拳銃を
マシンガンの如く連射し敵を鮮やかに撃ち抜いていく様は、
「スタイリッシュハードアクション」の名を裏切ることなく、
私たちを爽快な気分にさせてくれました。
如何にカッコよくキメるか。そこにポイントをおいた、
最高にイカしたゲームの小説版です。
ゲームをプレイしたことがある人は、更に「Devil」の世界観に惹かれ、
プレイしたこと無い人も、すぐにでもゲームを
プレイしたくなること請け合い、です！！

話の内容は「Devil May Cry」本編より前の話。
ゲームでは語られなかった話がここにあります。
ちょっとお話してしまうと、ダンテ愛用のカスタム銃
「エボニー＆アイボリー」の話、そしてダンテの兄、
バージルの事などが書かれています。
ゲームでのダンテのアクションのカッコ良さはもう言うまでもないですが、
小説でもそのカッコよさを失うことは無く、期待を裏切りませんでした。
ゲームでもお馴染みの皮肉った物言いも健在です。
日常のちょっとした動作・言動さえカッコいい。
しかし、そんな折にふと見せるダンテの「生」な反応。
無茶苦茶に暴れた結果、お気に入りの真紅コートを駄目にしてしまったり、
やっとのことでローンを組んだブーツが壊れたりして嘆く様なんかは、
見ていて思わず吹き出してしまうほど。
特に、あのダンテが実はストロベリーサンデーが大の好物で、
口の周りをベタベタにしながら貪りつく様は拍子抜けするほど子供っぽい。
決してカッコいいとは思えない動作のはずなのに、
それが益々ダンテを好きにさせる…そんな感じなんですよ。
ただ、後半になるにつれて、アクションシーンが多くなる所為か、
ハイテンポになるというか…どうしてそうなるのか、
よく理解できないままにストーリーが流れてしまい、
そこはちょっと残念だったかな…。
しかし、やはり面白いことには変わりありません。
デメクラファン…特にダンテが好きでまだこの小説を
読んでいない方がいたら、是非にでもお奨めしたい１冊です。