紙の本
【まさかあの人が執筆?】
2019/11/13 00:22
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミステリー好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
先週届いたBBMのこのタイトルを見て、一体何ごと?と思いきや、僕も昔から、特にコーチング関連や自己啓発系の本でお世話になっているディスカヴァー・トゥエンティワンの干場社長が本を出されたとのこと、なぜか東洋経済新報社から(!)(出版社の社長が、違う出版社から出版?!)
BBMの書き出しは、こうでした。
「 勝間和代さんを世に出し、「ミリオネ─ぜ」「婚活」などのバズワードを連発、『超訳 ニーチェの言葉』で100万部を達成した、ディスカヴァー・トゥエンティワンの干場弓子社長が本を出した。
これは、出版業界を震撼させるニュースでしょう。
なぜなら、誰もこの本を無視できないのと同時に、誰もこの本について正直なコメントができないから(笑)」
ここまで書かれたらこれは読まねばと、メルマガが届いたその日もその翌日も行きつけの書店に行くもまだ置いてなく、今日になってやっと入手できました。丸善もジュンク堂書店も平積みで最後の1冊だけが残っている状態でした。
「はじめに」で思い切り笑わされ(著者に失礼ながら 笑)
「働く人を惑わす10の言葉」に基づいて章立てされ、その言葉、例えば「キャリアプラン」、例えば「ワークライフバランス」、例えば「ロールモデル」、そして例えば「効率」、「リーダーシップ」などをバッサバッサ切り崩して行くその感じは、われわれ世代が読むと痛快以外の何ものでもありません。
カタルシスという言葉は、この本を読んだわれわれ世代のためにあるのではないかとまで思えてしまいます(笑)。
いえいえ、厳しいことも結構書いてあります。
けっして甘い言葉が羅列してあるわけではありません。
かなりの本音トーク(のようにびんびん伝わってきます)です。
まさに今「働き方改革」で汲々としている人には、認知の転換を与えられ、視界が開けるかもしれません。
若いビジネスマンには、思い切って前進する勇気を与えられるかもしれません。
いや~、それにしても、本音トークのように書かれたこの内容は、僕自身の持論と共通するところが少なくなく、すーっと入ってきます。
「No Fun , No Work」じゃなく、「No Work , No Fun」なのもいい。
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干場さんが書いている内容は非常に共感できるものでした。
本書で書かれている「働く人を惑わす10の言葉」は個人的に「そうそう、そうなんだよ」と思えるものばかりでした。
世間的には良いとされているものが必ずしもそうではない。
自分の「仕事観」を肯定してもらった気がして、嬉しい気持ちになりました。
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悩んだときや辛くなったときに今後も読み返したい本
干場さんの生き方・思想に品性が溢れていて、読んでて元気になれます
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「楽しい仕事はあるが、楽な仕事はない」本田宗一郎の言葉を仕事場に掲げているという。お客様に対して、世界一のものが提供できなくて、お金を貰おうという人には、必ず後ろめたいことがあり、楽しく仕事はできるはずはない。世界一を提供しようと思ったら楽はできない。あたりまえのことを、さりげなく書いているところがよい。 気になるところといえば、文章表現で言いたいことはある。趣味の問題だし、直接本人に言うことにする。読者の方が、文章表現で気になるところがあれば教えて欲しい。人名・参考文献一覧と略号一覧を作成中。https://researchmap.jp/jodphzzc0-45644/#_45644
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KUHSの戸村です。
30年以上仕事してきて、仕事に対する自分なりの考え方を言葉にできたりできなかったり。
この本には「俺の言葉じゃん」だったり、「そうそう!俺の言いたかったことはこれ!」と明確にしてくれたり、「なるほどね!」と気付かされたりがいっぱい詰まっていた。
要するに素晴らしい本だってこと。
あー社会人になる息子に読ませたい‼️
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あまり、自分には響かなかったかなと。
仕事がたいへんだと思って悩んでいたり、自分がやりたいこととは?みたいな悩みを持っている人向けかなと。
印象に残った話は、
・欲張るのはいいが、欲張りすぎるな
・自分の顔つきに責任を持て
・理由が必要なのはやるときではなく、やらないとき
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良いことが書かれている。
文章も読みやすい。
著者が、自分でボケて自分でツッこむ記述は味があって良いと思う。
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https://www.read4action.com/report/detail/?id=1696
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楽しくなければ仕事じゃない
*チャンスはいつも、あなたが思っていることの外にある。
いつもやっていること、いつも会っている人の外にある。
*どんなに小さな仕事でも、もし、この仕事が社会に価値をもたらす大きな仕事につながっているとしたら?
*自分で自分の仕事に意義を見つけ、価値を生み出せる人が伸びる。どんなに小さな、歯車のひとつの仕事だとしても、俯瞰してみて、その延長に、あるいは背後に仕事の全貌を見る人が伸びる。
*一瞬で不幸になる方法のひとつは、後悔すること。その前提として、自分で決めないこと。
*①できないの代わりにもしできるとしたらという言葉を使う
②小さくても、できることから、とにかく手を動かし、やってみる
③結果を見て、フィードバックを受け、また、作り直す
*謙虚さとは、自分が知らないということを認め、知りたいと思うことだと思う。知りたい、という気持ちが人を謙虚にする。
*過去は変えられる。現在によって。
なぜなら、過去はそして現在も、全て解釈だからだ。
事実は変えられないが、解釈は変えられる。
そして、わたしたちはすべて、事実を解釈することでいきているからだ。
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今やっていることが好きで得意になれるかという観点からすると、☆2つ。ただ、仕事や生き方を楽しもうという気持ちにさせてくれる1冊ではある。要は視点や捉え方次第。仕事を前向きに頑張りたい方におすすめ。
特に筆者の仕事観や人生観で印象的だったのは、次の2つだ。
・「常識を疑う」
例えば、「ワークライフバランス」や「働き方改革」という言葉に、筆者は一石を投じる。これらの言葉にはそもそも「仕事は苦役」という前提が入っているのではないか?果たして本当にそうなのだろうか?と別の切り口を提示している。こうした、前提を疑うという考え方は参考になる。
・「チャンスはいつも、あなたが思っていることの外にある」
ーチャンスはいつも想定外のときに、想定外の形で訪れるが、と同時にチャンスは準備が整っている人の元にしか訪れない。
仕事のみならず、恋愛や人生においてもそうなのではないか、と思えた。迷ったらやる、とにかく行動することの重要性を学んだ。
(なかなか難しいことではあるが… 実際、これを機にブクログを始めてみた。何らかのチャンスにつながることを願う)
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『楽しくなければ仕事じゃない』(著:干場弓子)
付箋部分を抜粋します
・楽しいかどうかを決定するのは、起こっていることではなく、それをどうとらえるか、であり、その人の選択である(p5)
・しかし、世界は、今、自分に見えている、それだけのものか?
あなたの未来は、今、あなたに見えている、それだけのものか?
あなたの可能性を、あなたが今思っている範囲にとどめていいのか?(p22)
・小さなことから大きなことまで、人生の転機は「人」が連れてくる。誰かとの出会いが、人生を非連続的に、変える(p27)
・チャンスはいつも、あなたが思っていることの外にある。いつもやっていること、いつもあっている人の外にある(p33)
・社会人の勉強の目的は、アウトプットにあるはずだ(p41)
・いずれまた、あなたのところに「恩返し」は、あなたが何かしてあげたわけでもない人からやってくる(p48)
・何であれ、出し惜しみをしていると、本当に枯渇してしまう。めいっぱい出すと、減った分というか、その倍くらい
どこからか湧いてくるのは、お金もやる気も能力も同じだ。吸うより吐け。インプットの前にはアウトプットが
必要なのだ(p56)
・だから、焦らなくてもだいじょうぶ。
ケチケチしなくてもだいじょうぶ。
あなたがした努力は、必ず、あなたに返ってくる(p61)
・何であれ、一直線にほしいものにたどり着けるなんてことはめったにない。たいてい回り道をするもの(p63)
・目の前にこと、やってほしいと求められていることに、まずは集中する。じつは、そこに「好きになる」秘訣がある(p75)
・やっていることに、意味を与えることだ。もし、あなたの周りの人が、あなたの仕事について何も言ってくれないとしたら
自分で意味づけることだ(p95)
・あなたが解決したいと思っている社会課題×あなたの得意なこと
・「これはわたしがやりたいからやっている」と毎回、選択することだ(p99)
・本当の一流の人は「HAVE TO」を「WANT TO」に変える。
「やらなければならない」ことも「やりたい」ことに変えていける(p101)
・同じ状況の中でも、味わっている感情は違う。それは、性格の問題ではなく、選択の問題だ(p107)
・理由が必要なのは、やるときではなく、やらないとき(p125)
・いくら思っていても、行動に移さなければ、現実には影響を与えない。相手には伝わらない(p132)
・感動のある本というのは、感じて動く。すなわち、何らかの動きが起こる本だ。
行動が起こる。状態が変化する。すなわち、視点が変わる本。新しい視点をもたらしてくれる本(p136)
・最初から最後まで、行動を促すことを目的とすることを忘れない(p139)
・チャンスも、セレンディピティも、��備が整っている人のもとに訪れる(p141)
・ロールモデルを探すより、あなたがみなのロールモデルになれ(p151)
・学ぶことに貪欲だからこそ、誰からでも、すきあらば、機あらば、学び取ろうとする(p154)
・自分を過小評価してはいけないが、自分を買いかぶりすぎてもいけない(p180)
・チャンスは、いつも想定外のときに、想定外の形で訪れるが、と同時に、チャンスは、準備が整っている人のもとにしか
訪れない(p185)
・仕事は与えられるものではなくて、ましてや、やらされるものではなく、創り出すものだ(p187)
・少なくとも仕事の実務においては、創造力より想像力のほうがずっと大事(p219)
・たまたま自分に割り当てられた預かりものの才能、それはまだ、ほとんど外に表れていないかもしれないけれど
それを育て、磨く義務がわたしたちにはある。自分だけのためではなく、誰かのために。社会のために(p230)
・自己成長は、目的ではなく、結果なのだ(p235)
・事実は変えられないが、解釈は変えられる。そして、わたしたちはずべて、事実を解釈することで生きているからだ(p237)
・将来が不安なら、今の自分に投資する。
節約するより稼いだほうがずっと早い。それだけじゃない。そのほうが、楽しいから。プロセスが。
つまり、人生のゴールを幸せに「なる」とするな、ということだ。
だって「-になる」ということは、今はそうではない、ということでしょう?それでいいの?
人生は「現在」の積み重ねだというのに。
幸せとは、「なる」ものではなく「いる」もの。
今この瞬間「幸せでいる」ことのほうが、遠い先に「幸せになる」ことより、ずっと必要なことなんじゃないか?(p245)
・視点を変える 明日を変える(p256)
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勉強の方向は 深く広く
吸うより吐け
半端な優等生にならず
素直に謙虚に
自分の知らない を認め、
知りたい と思うこと
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太字の部分へ共感する箇所は多々あるのですが、その周りの話の流れが上から目線に感じてしまい、ちょっとしんどかったです。また、書きたいことをダラダラと書かれているだけ、とも感じました。
タイトルから『「楽しく仕事するにはどうするか」をポジティブに伝えてくれる本』を想像している人は、ちょっと雰囲気が合わないかな?と思いました。
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仕事について世の中でよく言われる10のキーワードに対して、著者の価値観・考えがまとめられた本。
著者の経験に基づく、自身の言葉で語られたメッセージなので、内容が濃く、とても心に響きました。
howto本ではなく、マインドについて書かれた本だと思います。仕事との向き合い方について考えたい方にはおすすめです。
1キャリアプラン
2効率
3好きを仕事にする
4夢をかなえる
5ロールモデル
6ワークライフバランス
7嫌われてはいけない
8リーダーシップ
9自己責任
10自己成長
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今までも楽しく仕事していたつもりだったけど、もっと楽しんで良いんだ、楽しんだ者勝ちだよね!って思った。
『後悔しない事、後悔しないと決断できる決断をする事』
というフレーズが印象的だった。
今まで言いたい放題言ってきたけど、自分より若い同僚への影響力も考えて、何を言わないか、を意識して仕事したいと思った。
何を言うかではなく、何を言わないか。
何をするかではなく、何をしないか。
そんな美学がわかる日が来たら良いな。