- 販売開始日: 2020/01/21
- 出版社: シーラボ
- レーベル: ラルーナ文庫オリジナル
電子書籍
魔術師は快楽の種をまく
著者 著者:鹿能 リコ , イラスト:水綺 鏡夜
ロージアン王国・アナンディル伯爵領。偏屈で陰気臭い魔術師、ケヴィンは領主のライアンに命じられ『惚れ薬』を作成していた。着手から一年。試作品はほぼ完成しているので、あとは人...
魔術師は快楽の種をまく
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商品説明
ロージアン王国・アナンディル伯爵領。偏屈で陰気臭い魔術師、ケヴィンは領主のライアンに命じられ『惚れ薬』を作成していた。着手から一年。試作品はほぼ完成しているので、あとは人を使って実験せよ…との命を受け、ケヴィンは街で奴隷商からひとりの若く美しい男を金貨七枚で買った。こうして森の奥にあるケヴィンの庵に連れてこられた男、テッド――実は彼はフィブ王国・ストラサーン男爵の跡継ぎだったが、叔父に諮られ奴隷商に売られてしまった騎士。もちろんそんな素性を知る由もなく、ケヴィンはさっそく試薬をテッドに飲ませてみるが…結果、テッドは耐えがたい欲望に体が昂ぶり、一晩に六回もイカされるはめに。人格破綻気味の年上の、しかも男の手で感じてしまうなんて…。翌日、ケヴィンの留守時を狙って逃げようとしたテッドだが、そこへ現れたのは領主のライアン。ケヴィンとは腹違いの兄だった…。生活力皆無の魔術師と負けず嫌いな元騎士。惚れ薬が取り持つ不器用な恋の顛末は…?
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攻めの変人ぶりは良い
2020/06/29 01:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ロー - この投稿者のレビュー一覧を見る
被害妄想気味ではあるものの色々運が悪くコミュ障な攻めに対し、あまりに余裕な受けの言動が軽く感じられ鼻についてしまった。
この話のテーマでもありファンタジー系定番アイテムの惚れ薬(媚薬)の実験で何一つドキドキできなかったのが致命的だった。
いくつか読んでいて波がある作家さんと見受けられるので、別の作品に期待。
電子書籍
拗らせ魔術師をかわいいと思える受けがカッコイイ
2021/10/18 18:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フー - この投稿者のレビュー一覧を見る
拗らせ魔術師な攻めが惚れ薬作りを命じられてその実験台にしようと買われた受けと暮らすうちに互いに思い合っていくけれどすれ違って。
攻めは卑屈だけど純粋で優しいところもあるのと、受けが働き者で包容力があってサバサバしてるので、色々起こってもあまり深刻になりすぎず、二人を生暖かく見守ってあげたくなります。
電子書籍
臆病な魔術師に愛を教える騎士の話
2020/09/01 14:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
愛を知らない魔術師に、イケメンで賢い騎士が愛を教える話、といった印象です。
テッドがさばさばしていて好感もてました。
ケヴィンは愛を知らず、気遣いも知らず、臆病であるため、テッドがぐいぐい引っ張っていくという2人の関係性がおもしろかったです。
無理やりの行為が一度ありましたが、ケヴィンが愛をこじらせたのが原因なのでさらっとやめました。
この作品の中だと男同士にあまり抵抗がないんですかね。周りが普通に受け止めているので、そこは気にしない方がいいのかな、と思いながら読み進めました。
2人のすれ違いにはハラハラしましたが、最後は幸せになってよかったです。
ちなみにイラストは表紙のみでした。
電子書籍
癒しと成長
2021/03/18 21:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まり - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじのイメージよりも大恋愛で感動的で、読み終えてじーんとしました。設定としてはファンタジーだと思うのですが中世ヨーロッパの生活や制度をリアルに再現している印象で、お話の世界に深みが感じられました。テッドの苦難を軸にケヴィンの成長も同時進行しながら、それぞれの状況や心情がとても詳しく描かれるので、登場人物たちへの思い入れも深まり大満足でした。