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日本の近代化とグランド・ゼコール
著者 西堀昭
この本を手にとられる読者は著者の長年にわたるこの方面での研究の蓄積という慥(たし)かな岩盤の上に、貴重な写真や資料を文字どおり「足で」探索した成果が、高山植物のように咲き...
日本の近代化とグランド・ゼコール
05/09まで通常1,980円
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日本の近代化とグランド・ゼコール 黎明期の日仏交流 日仏会館教養講座
商品説明
この本を手にとられる読者は著者の長年にわたるこの方面での研究の蓄積という慥(たし)かな岩盤の上に、貴重な写真や資料を文字どおり「足で」探索した成果が、高山植物のように咲き競っているのを目にするでしょう。名の知られた人びとの知られざる一面もあれば、日本で立派な仕事を残しながらも記憶の底にうもれてしまった学者のこと、フランスを代表して来日した顕官の今では草に埋もれた来訪の記念碑、フランスで尋ねあてた由縁の子孫の好意で接することのできた写真の数々、など。
読者は、いろいろなエピソードを通して、日本の近代化にとって、科学・技術・産業・軍事・法制度という、社会の構造のいわば硬質な部分にかかわる領域で、フランスとの交流が実に大きな意味を持っていたことを、あらためて知るでしょう。ワインや食卓の文化から文芸・芸術一般に及ぶ、いわば軟らかな部分のことはそれとして一般にも知られてきましたが、この本を通して、日本にとってのフランス像が一段と厚味を持ったものになるでありましょう。(日仏会館教養講座 刊行にあたって より)
目次
- 日仏会館教養講座刊行にあたって 樋口 陽一(日仏会館理事長)
- ごあいさつ フィリップ・フォール(駐日フランス大使)
- はじめに
- I フランス科学技術導入の概要
- フランス人技術者とグランド・ゼコール(高等教育機関)
- 夜明け前、開国前までの日仏交流
- 開国前の動き
- 開国直前の時代を迎える
- 正式な交流の始まり、日仏修好通商条約
- レオン・ロッシュ公使の登場
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