電子書籍
「獺祭」の挑戦 山奥から世界へ
著者 弘兼憲史
『島耕作』シリーズが国内外で大人気の漫画家・弘兼憲史が渾身の書き下ろしで迫る山奥から世界へと挑んだ酒蔵の成功物語!1984年、山口県岩国市周東町 獺越(おそごえ)にある小...
「獺祭」の挑戦 山奥から世界へ
05/02まで通常1,188円
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漫画「獺祭」の挑戦 山奥から世界へ
商品説明
『島耕作』シリーズが国内外で大人気の
漫画家・弘兼憲史が渾身の書き下ろしで迫る
山奥から世界へと挑んだ酒蔵の成功物語!
1984年、山口県岩国市周東町 獺越(おそごえ)にある
小さな酒蔵「旭酒造」の3代目社長に就任した桜井博志。
地元の酒造メーカーではしんがりなうえ、
当時は日本中が焼酎ブームということもあって
売上的にも苦しい状況が続いていた。
値引きをしたり、ノベルティをつけたりしたものの
一向に改善されず窮地に追い込まれるばかり。
ある日、桜井は、日本酒造りのなかでも難易度の高い
「純米大吟醸」造りを決意した。
反対する杜氏の意見をはね除け、
試行錯誤をくり返しながら試作を重ねるが
なかなか思い通りの日本酒はできなかった。
そして6年近い歳月を費やしたすえに
純米大吟醸「獺祭(だっさい)」が完成する。
1992年には精米歩合を磨き23%にまでチャレンジした
「獺祭 磨き二割三分」が誕生。
その技術には世界中が驚嘆した。
ところが、桜井が手がけた新規事業の失敗から
杜氏と蔵人全員が旭酒造を去ることになった。
ふたたび絶体絶命のピンチを迎えた桜井だったが、
残された社員だけで酒造りを続けることを決め、
年中造る「四季醸造」へと舵を切りなおす。
さらには問屋との付き合いも断ち、
酒屋との直取引へと商いの形態も変えていった。
桜井の目線は、東京へ、
そして世界へと向いていった……。
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杜氏
2022/02/08 20:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの獺祭という名酒の成り立ちの過程から、世界的に有名になるまでのプロセス……と言えば、聞こえはよいのですが……。実際は、こんな苦労が……
紙の本
良質なプロパガンダ
2020/11/10 08:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ご存知「獺祭」の現在に至るまでの歴史である。
原料米を極限まで磨き上げて、醸す大吟醸を作り上げたばかりか、日本酒造りの神とも言える「杜氏」を否定して、厳格な管理の元に年中仕込むという日本酒の革命を起こした会社、旭酒造。
この会社の歴史をビジネスコミックの巨匠 弘兼憲史が描いておもしろくないはずがない。
読売新聞の歴史の証言者のコラムで知って、読んでみたのだが、はずれではなかった。
去っていった杜氏、従来からの酒造りをしている人たちから見ればどうなのか、と考えてしまうが、業界から異端児扱いされていることを逆手に取って(酒だけに)頑張っていることは評価されるだろう。
島耕作のスピンアウトのような気もしないでもなかった。私だけ?