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Dr.瀬戸上の離島診療所日記 ~Dr.コトーのモデル~
著者 瀬戸上健二郎
これが「Dr.コトー診療所」の原点である。「Dr.コトー診療所」のモデルになったスーパードクターだからできた、離島における難しい医療の現実。そして、住民誰もが家族のような...
Dr.瀬戸上の離島診療所日記 ~Dr.コトーのモデル~
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Dr.コトーのモデルDr.瀬戸上の離島診療所日記
商品説明
これが「Dr.コトー診療所」の原点である。
「Dr.コトー診療所」のモデルになったスーパードクターだからできた、離島における難しい医療の現実。そして、住民誰もが家族のような下甑島(しもこしきじま)での人間のふれあいなど、医師として夫として、そして父としての日々。
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紙の本
人情の豊かな世界を生きる
2006/11/18 20:49
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:朝光 - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビ番組で人気のDr.コトーのモデルの医師の実話日記です。
効率や目前の成果のみを追い求める生活とは違う生き方で、とても惹かれます。
テレビやマンガよりも。現実の姿はもっと魅力的です。
コツコツと積み上げてゆく苦労、島の人達の心の動き、離島医療の限界による
悔しさ。一つ一つがとてもリアルです。
そして何よりも良いのが、”この生き方を”、”この島の人達を”大好きだと
いう事が伝わってくることです。
独立開業を目指していた実力派の医師が、離島医療に生き方の舵を切りました。
自分の欲を中心にした競争型生活から、信頼しあい、頼られ、感謝しあう共生
型生活への転進と見ることができると思います。
今の世の中、とかく競争型の生き方に流されてゆきますが、こういう共生型生活
は、人間としてより充実した生き方と感じます。苦労は多いでしょうが。
きっと、離島という地理的条件や医師という身分が必須なのではなく、都市
の一般の生活の中でもこういう生き方を心がければ場を見つけられるのではない
でしょうか?
グローバルスタンダードという掛け声で、競争社会が正しい社会の様な風潮の
日本ですが、人間同士でふれあう暖かみの部分をもっと重要視したいものです。
読んで爽快感が残る、お薦めの1冊です。