獣によりて獣と化す＜電子限定かきおろし付＞【イラスト入り】

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投稿者：黄梅　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作家さんは以前オメガバースものを読んだ時も、設定をうまく本筋にいかし、苦手なオメガバでもすっきり読めました。今回もそうで、ケモミミ、獣人…はやりだなぁとなんとはなしに読みましたが、斎宮、人間、獣人、神官の設定がよくいきていたと思います。情緒面は、攻めが年上で養親のわりに不思議ちゃんとでもいうか、「最初からわかりやすく言え！」ともどかしいてす。すれ違いからいきなりのノロケ爆発はギャップにびっくり。イラストのイメージと話の内容も合っていました。スパダリかもしれないけど、攻めがちょっと変なのはご愛嬌かな。

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投稿者：桜橘　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

わりと最初の辺りでアルドがユノの事をちゃんと気にしてるって分かるけど、ユノはアルドがいいよってきた人を男は抱けないってふったのを聞いてたから自分の思いは叶わないって思ってる。
斎宮になる為の「導き手」としてやけくそで指名してみたらあっさり承諾されて…あれよあれよというまにアルドの思うまま。
でも体だけ出世の為の手段だからだ…って抱かれてるユノが健気。
両視点から続いてくからアルドが出世何て二の次でしっかりユノの事を手に入れてたいっていうのが読み手には分かるので健気ってかもどかしいかな～。
獣人と只人の架け橋になる四つ耳(獣の耳と人間の耳)を持つ斎宮という存在設定が新鮮だった。

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投稿者：雪　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

すれ違い両思い。作家さんは上手すぎて、恋の切さが完璧に描きました。
サマミヤアカザさんのイラストもとても綺麗。

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投稿者：はな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

途中から交互に心情が語られるので、読んでるこちらは両片想いなことがわかるんですが。お互いは言葉が足りないためのすれ違いが続き、どうなることやらとハラハラしました。が、最後にはライオンさんの長年の執着が実を結んでハッピーエンドです。

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投稿者：ぴょん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

両サイドの気持ちが読めるようになっているので、ハッピーエンドしか読みたくない者的にはある程度安心して読めるものの、ひたすら平行線どこかどんどんねじれの位置でなかなか想いが通じ合わず、本当にハッピーエンドなのか疑ってしまいました。
お互い一途すぎるお話です。