商品説明
頼れる助産師の「白野真澄」には、美しい妹・佳織がいる。仲の良い姉妹で、東京でモデルをしている佳織は真澄の誇りだったが、真澄にはその妹にも言えない秘密があった……。駆け出しイラストレーター、夫に合わせて生きてきた主婦、二人の男性の間で揺れる女子大生、繊細な小学四年生。同姓同名の「白野真澄」の五者五様のわだかまりと秘密を描く。この世界に同じ名前を持つ人はたくさんいるけれど、どれひとつとして同じ悩みはない。少し頑固で、生きることに不器用な人たちを優しい眼差しで掬いあげる傑作短編集。【収録作】名前をつけてやる/両性花の咲くところ/ラストシューズ/砂に、足跡/白野真澄はしょうがない
目次
- 名前をつけてやる
- 両性花の咲くところ
- ラストシューズ
- 砂に、足跡
- 白野真澄はしょうがない
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同姓同名、五者五様
2020/11/17 17:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ名の白野真澄という人物は、名前に込められた想いやあるいは、名前通りの生き方によって人生変わってきます。中でも最後のタイトルの話に出てくる小学4年の真澄君が、転校生の黒岩翔くんに出会って、がらりと性格が変わり、友情をはぐくむ姿はとても感動でした。