ごんぎつね

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投稿者：kumataro　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ごんぎつね　新美南吉　岩波少年文庫

　「ごんぎつね」は、教訓ではなく人間の心のすれ違いが書いてあります。宮沢賢治作品よりも読みやすい。登場人物である兵十（ひょうじゅう）と宮部みゆき著「名もなき毒」の犯人とが重なる。
　他の収録作品もまとめて感想を記します。花のき村と盗人たち、おじいさんのランプ、牛をつないだつばきの木、百姓の足、坊さんの足、和太郎さんと牛、てぶくろを買いに、きつね、うた時計、いぼ、屁、鳥右ェ門諸国をめぐる
　古き良き昔の日本の風景と日本人の優しい心が広がっています。言葉が生きている。物語をつくる原点がここにある。すばらしい。本当にあった話が基礎になっていると思う。心あたたまるいい話だ。わたしが子どもの頃、一緒に寺社巡りをしてくれた亡き母方の祖母を思い出しました。昭和３０年代前半以前に生まれ田舎暮らしをしたことがある世代の人たちにはわかる世界です。

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投稿者：自他共栄　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大人が読んでもいい本です。新書の少し大きめのサイズで読みやすいです。絵本でもいいのですが、外では読みにくいでしょう。大人が読めば、懐かしいだけだなく、その年なりに、考えるところがあると思います。ごんぎつね　てぶくろを買いに　は、大概の方は、読んだ、もしくは、耳で聞いた覚えがあるのではないでしょうか？つまり、それだけ、また読んで考えてみるべきなんだと思います。

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投稿者：なな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

教科書にのっていたおはなしです。
まえによんだことがあっても、また読んでみたら話を読んだ後の考え方などがかわるのではないでしょうか。