- 販売開始日: 2020/12/21
- 出版社: 新潮社
- ISBN:978-4-10-506712-0
性の歴史IV 肉の告白
著者 ミシェル・フーコー , フレデリック・グロ/編 , 慎改康之/訳
我々はどのように自らを「欲望する主体」として形成したのか。生殖、貞節、結婚といった概念についての初期キリスト教の教父たちの文献を詳細に検討し、厳格な規則を背景にした自己へ...
性の歴史IV 肉の告白
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商品説明
我々はどのように自らを「欲望する主体」として形成したのか。生殖、貞節、結婚といった概念についての初期キリスト教の教父たちの文献を詳細に検討し、厳格な規則を背景にした自己への省察と告白に基づく「欲望の解釈学」の成立を見る。性に関する言説の氾濫を起点として始まったフーコーの考察が、この最終巻でついに完結する。
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ますます難解。
2024/07/04 21:51
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投稿者:キェルケゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
フーコー自身が出版を禁じた『性の歴史』最終巻が遂に刊行。このシリーズを読み通すには、キリスト教の文化や当時のヨーロッパ人の生活様式など知っておかないといけない予備知識が多すぎると感じる。先にフーコーの入門書を読んでから本書にチャレンジしても骨が折れる。しかしながら、フーコーが最後に考えた魂のほとばしりは一読の価値あり。