紙の本
ものすごくためになります
2023/10/20 16:28
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投稿者:ぽんきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
夫婦がどうやったら仲良くいられるか。カップルや夫婦が別れを選択するとき、本当に別れるべきはパートナーではなく心の中に生き続けている親であること。アサーションがどれだけ大切なのか学ぶことができました。
電子書籍
広くお薦め
2024/03/31 10:59
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投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
メンタリストの方がyoutubeで紹介していて知った本。
アサーティブな回答例があり分かりやすい。
既にパートナーのいる方も探し中の方にもお薦め。
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パートナーに思っていることがうまく伝えられていない気がするときに読む本。
"アサーション"とは、自分も相手も大切にする自己表現のこと。素直に正直にその場にあった適切な方法で自分の気持ちを伝えることが最終目標。
『きっかけは相手からでも、その感情は自分が引き起こしているものである』というのは全くもって納得。
DESC(描写・表現・具体的提案・提案に対する選択)をうまいことやって、一人で我慢するでもなく、相手を傷つけるでもなく、根気よく改善する努力をしないと夫婦関係は良くなっていかないのだなと再認識。非常に疲れるけど。
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夫婦とは相手を選択してできる関係。裏を返せば解消もできる関係。パートナーに失望したり疑問を感じたりすることはあるだろうが、関係を継続していく意志とそれを可能にするコミュニケーションのスキルが肝要。パートナーの魅力はいつしか不満に変わる。実はパートナーが変わったのではなく、自分が同じコインを表から眺めていたのを裏に変えただけ。おかしいなと感じたならば、自分のパートナーに対する見方や期待を見直し、自分自身の関わり方を変えるのが良い。自分とパートナーのありのままを受け入れること。自分もパートナーも完璧ではないという現実から目を背けていても親密な関係は育たない。アサーションとは、自分の気持ち、考え、欲求などを率直に、その場の状況に合わせた方法で述べることで他者の基本的人権を侵すことなく自己表現すること。
必要なのは自分を理解し、パートナーのことも理解し建設的なコミュニケーションができること。自分も相手も大切にする自己表現=アサーションが大事になってくる。自分とパートナーの関係を見つめ直し、より親密なコミュニケーションができるよう努める。パートナーを変えようとするのではなく自分の方から変化を起こしてみる。アサーティブに聴き話し合う。本書からは様々なアサーションのスキルを学ぶことができる。お互いに認め合い支えあえる夫婦関係を目指したい。
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帯文:”ともに支え合って暮らそうと決めた私たちなのに、どうしてこんなにコミュニケーションがうまくいかないのだろう……?” ”本書は、夫婦やカップルが必ず出会うこのような問題について、日常的な夫婦関係とコミュニケーションの視点からその現実と取り組み方を伝えてくれる案内書です。”
目次:巻頭言、はじめに、第Ⅰ部 夫婦・カップルの関係について理解する、第1章 夫婦関係を理解する、第2章 二人の関係を育てるもの・妨げるもの、第3章 夫婦・カップルを悩ませる自分と相手の違い、第4章 夫婦・カップル関係における悪循環、第Ⅱ部 心の中のアサーション、第5章 アサーションについて知る、第6章 自己信頼を高めアサーション権を確信する・・・・他
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「平木典子流アサーション」の正統な一冊です。
パートナーと長期間共にすごすと、どうしてもすれ違いはおきます。その都度、「その場をうまく納めよう」としすぎていると、本当の自分の感情を押し込めてしまうしか解決できないような気分になりがちです。
この本では夫婦・カップルでの場面を取り上げています。本来、どちらかだけに力があるわけではない関係のはずです。なかなかうまくいかない。
そういうときも必ずあります。
どちらかの心掛けだけで望ましいコミュニケーションがとれるわけではないと思います。
歩み寄るためには、お互いに、お互いを大切にすることが必要。そういわれれば、そのとおり。
また、長期間固定される関係性、と言えば、職場の人間関係です。職場でのコミュニケーションには、指揮命令関係や先輩後輩、仕事を知っているかどうか、経験があるかないかなど、力関係の違いが存在しないことの方が珍しいです。
いきなり職場にアサーション、と思うと場面設定が難しいと思います。この本でまず、ABC理論とDESC法について、具体的に理解することができます。
また、「いつも~」「なんで~」「どうせ~」、の「聴くを妨げる言葉」を意識するようになれるだけでも、本書の価値、十分にあるはずです。
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自分の怒りという感情は自分の価値観によって生まれているもので、怒りを感じることは決して悪いことではないが相手も同じように怒りを感じるのは限らないので、怒りの表出を自分の思うがままにして、相手を傷つけることは、よいことではない。
怒りを感じることよりその怒りの表現方法に間違いがあると気づいた。
私はつい攻撃的になり、相手に自分の考えを認めてほしい傾向があると思った。相手がNOと言った時の返答を考えておくことは効果的だと思った。
楽しむ お互いをケアする 2人の関係を守る
自分とパートナーをありのまま受けいれる
二人の関係に責任を持つ 謝る許す
傷つきや痛みを分かち合う
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夫婦の対立や課題を家族心理学の側面からわかりやすく解説した上で、夫婦それぞれに与えられた権利としてアサーション(自己表現)を実例を交えて解説いただけます。何かを押し付ける訳ではなく夫婦がどう認め受け入れ合うかを考えさせてくれる良書。
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カップルがより良い関係を築いていくための具体的方法が解説された本。伝えたいことがあるときに、自分も相手も我慢せず落ち着いて話し合うための方法論。具体的事例が満載なので、索引的に使いたい。
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まさに、自分の両親に読んで欲しい本でした。私の両親は不仲です。父は論理的に説明する姿勢は見せますが、すぐにキレて怒鳴る人です。母は、感情表現は安定しているものの、論理的説明力があまりに低い人です。15年くらい前にこの本を見せてあげたかったと思います。一方、両親を反面教師に育った私は、論理と感情のスキルをバランスよく身につけることができました。本書の内容は、ほとんどが既に実践したものでしたが、まだ夫との間に葛藤があります。自分に活かせるヒントがもっと多ければさらに嬉しかったと思います。
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夫婦関係に悩んでる人には解決策の一つになるかもしれない。
今現在で悩んでいない人たちは自然と出来ている、もしくは常日頃心がけている事を書いてくれている。
どっちが悪い、などではなく考え方や捉え方の提案をしている本なので、抜本的な解決になるような特効薬的な効能は期待しない方が良い。
これから関係を築いていく人には、こうなるかもよ、相手はもしかしたらこういう考えだから貴方に対してそんな風に思ってる、態度に出てるのかも、という解説も出てくるので、より良い関係性を保とうと意識したい時の指針に出来る本だと思います。
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親密さとは、価値観、趣味が似ていることではない。「察してほしい」では相手と豊かな関係を築くことはできない
【感想】
大学教授がカップル間のアサーションについて語った論。平和に問題を解決してくためのフレームをいくつか提供してくれていて、勉強になる。「アイ・メッセージ」「ABC法」「DESC法」など。大切なのは、穏やかに、しかしはっきりと、自分の気持と意思を相手に伝えること。勝手に相手の気持ちや価値観を推し量り、評価を下さないこと。相手の価値観は尊重しつつも、自分の考えていることを相手に伝える努力を惜しまないコト。
【本書を読みながら気になった記述・コト】
■パートナーの魅力は不満と裏表の関係にある
・完璧な人がいない、というのはこういうこと。魅力の側面が不満と感じる瞬間も必ず訪れるはず
■カップル・セラピーでは、夫婦は基本的に自分と同じくらいの心理的成熟度の人をパートナーに選ぶとされる
→なんか分かる。経験上、そうなっている気がする。
■長年にわたって関係が良好な夫婦の多くは、互いのギブアンドテイクを認識しており、そのバランスが取れている
■>>相手のその人らしさを承認できるとは「相手を変えたり説得したり直したりという要求を抱かずに、自分と異なる考えや信念を持った他者と情緒的な関係を持てること」
■>>アサーションとは「自分も相手も大切にする自己表現」
【本のエッセンスを抽象化すると】
穏やかに、はっきりと、素直に伝えあおう
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とても勉強になった。
夫婦やカップルが上手くいかない問題は、多かれ少なかれ本書のどれかに分類されると思う。
とりわけ自分は問題解決型に傾向しがちなきらいがありそうなので、気をつけたい。
100%理想の相手というのは存在しない以上、本書にあるアサーティブなコミュニケーションにより、歩み寄りを探ることが重要だと思った。
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アサーション関係の本は初めて読んだけど、この本は夫婦、カップルといった型に当てはめるだけではなく、他の人達に対しても通ずるところがあると感じた。日頃から感謝を伝える習慣だったり、具体的なアクションが書かれていて早速実践してみようと思う。男女で脳の構造も違うみたいだし、伝え方伝わり方も人それぞれだよな、と色々考えさせられる一冊でした。この本は何回も読み直す予定。
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人間関係の悩みを俯瞰的に見ることができる本。
◼︎カップルダンス
①衝突
②距離をとる
③追跡者・回避者
④過剰機能・過少機能
⑤三角関係化