商品説明
「死んでるよ。……みんな死んでる」
世界各地で同時多発的に起きる不可思議な怪現象。
その猛烈な吹雪が過ぎ去ると、死体の山が築かれる――。
プロ登山家の甲斐は連絡を絶った気象観測隊を追うため、アフガニスタン・ワフジール峠に飛ぶが……。
累計132万部突破の「ゼロ」シリーズの著者が描く新たな恐怖!
「あらゆるジャンルを覆い尽くす、前人未到の”絶滅”娯楽小説!
”人類絶滅”が絵空事ではなくなった今、本作が描く”犯人”も創作とは言い切れない」――小島秀夫(ゲームクリエイター)
(目次)
序章 絶滅の前兆
第一章 死の谷
第二章 絶滅の記憶
第三章 死の覚醒
第四章 ホワイトバグ
終章
(著者プロフィール)
安生正
1958年生まれ。京都府京都市出身、東京都在住。京都大学大学院工学研究科卒業。現在、建設会社勤務。
第11回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『生存者ゼロ』にて2013年デビュー。
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原点回帰
2021/10/14 01:30
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投稿者:unknown - この投稿者のレビュー一覧を見る
「俺の作品に濡れ場は要らねえ」と言わんばかりの硬派な作風が魅力な安生先生。
作品数もまだ少ないので、好きな作家さんで唯一、全作品を読了してますが、最新作はタイトル通りの印象です。
場面の異なる日時・場所を積み重ねて物語を紡ぐスタイルも一貫しているので、どうしても作数を追う毎に醍醐味である緊迫感が薄れてしまうのですが、そこは高水準な筆致力でカバーしてくれます。
酷評なさる方も散見しますが、少なくとも、そんなレベルの作家さんではないですよ。