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野生のアイリス
著者 ルイーズ・グリュック(著者) , 野中美峰(翻訳)
2020年にノーベル文学賞を受賞した詩人、ルイーズ・グリュック。日本で翻訳版のなかった女性詩人の代表作を対訳(英語の詩も掲載)でお読みいただけます。原書『The Wild...
野生のアイリス
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野生のアイリス
商品説明
2020年にノーベル文学賞を受賞した詩人、ルイーズ・グリュック。日本で翻訳版のなかった女性詩人の代表作を対訳(英語の詩も掲載)でお読みいただけます。原書『The Wild Iris』は1993年にピュリッツァー賞詩部門受賞。花をモチーフにした美しい作品集です。翻訳は、詩人、エッセイスト、ウィートン大学英文学部准教授の野中美峰氏。原作の世界観を極限まで再現した流麗な翻訳詩をお愉しみください。
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注がほしい
2021/12/05 10:37
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投稿者:海 - この投稿者のレビュー一覧を見る
神に感謝し、庭の景色を素朴に、
詠んだ詩ではおそらくない。
表題作「野生のアイリス」にある
アイリスそのものがまずキリストあるいはキリスト経の象徴のはずだ。
フランク王あるいはフランス王室の紋章にもなっている、気高い花だ。
では、野生のキリスト教とは? ……わからない。
実は、野生にも意味が別にあるのか?
たとえば「野生の思考」の「野生の」ような?
詩の文言からは、
「イエスの復活」がほの見えるだけに、釈然としない。
あるいは繰り返し入る「朝の祈り」「夕べの祈り」。
ここにも、なにかの構成的な意図があるのだろう。
まったく違う読み方ができそうな気がするが、
そのあたりの注釈がまったくないので、私には分からない。
とてもとても残念だ。