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私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに
著者 小林エリコ
はるな檸檬氏、感涙! 最初の自殺未遂から30年。誰よりも人付き合いが苦手だったあの頃。「大丈夫?」「大丈夫だよ」 湿った暖かい手を握り、私たちはそっと歩き出す。「孤独だっ...
私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに
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私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに
商品説明
はるな檸檬氏、感涙! 最初の自殺未遂から30年。誰よりも人付き合いが苦手だったあの頃。
「大丈夫?」「大丈夫だよ」 湿った暖かい手を握り、私たちはそっと歩き出す。
「孤独だったんですね」
その言葉を耳にして、私は喉の奥に何かが詰まり、次の言葉をつなげなくなった。自分が孤独だということは薄々感じていたけれど、それを認めたくなかったのだ――
いじめに遭っていた子供の頃、ペットのインコが友達だった。初めてできた恋人には、酷い扱いを受けた。たくさんの傷を負い、何度も死のうとしたけれど、死ねなかった。そんな私をここまで生かし続けたものは何だったのか。この世界には、まだ光り輝く何かが眠っているのかもしれない。そう思えた時、一歩ずつ歩き出すことができたのだ。
どん底を味わった著者が、人生で出会った人たちとの交流を見つめなおし、再生していく過程を描いた渾身のエッセイ。
「人生はクソだ。それでも生きてさえいれば、いつか必ず美しいものに巡り合う。そういうふうに、できている」――はるな檸檬氏
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繊細さんですね
2022/02/04 20:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ろろろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小林エリコさんは繊細なひとだ
辛いこと、楽しかったこと、それぞれ当時の状況や心情まで記憶していて書くことができるのは才能だと思う
前著「私がまだフェミニズムを知らなかった頃」がとても素晴らしかったので新刊の期待はとても大きかった
けれど、新たな驚きは感じなかった
それだけに前著のインパクトが大きかったのと、楽しかった日々のあたりは日記をパラパラめくっている感覚になり、退屈な読書だった
次回に期待したい!