続・魔法科高校の劣等生　メイジアン・カンパニー(3)

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投稿者：らんま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前半がメインストーリー。
後半がオムニバスのサイドストーリー。
一条君とほのかちゃんのサイドストーリーはそれぞれの気持ちの決着の予感で終わる。

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投稿者：人生　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

感想（ネタバレあり）


ほのかは報われない設定が良い味を出していたのでは？
ほのかのとにかく一途という性格が、他の片思いをしている一般人と同じようにあっさりと無くなってしまったことに違和感を感じた。最初から強力なライバルがいたことは分かりきっていたのになぜ急に？せっかく魅力的なキャラクターを生み出したのにあっさりと切り捨てたことに勿体なさを感じる。
ほのかは達也に一途という位置付けで成り立っているキャラではないのか。これではただのモブキャラとなんら変わらなくなるのでは。
こうなるのなら、ほのかが猛アタックして達也が少しでも意識する展開の方が面白いのでは、と思う。
完璧超人の達也と完璧超人のみゆきの組み合わせだけでは面白みに欠ける。
恋愛面での今後の発展は分かりきっている部分だけなのだろうか。

一条の方はなかなか面白い展開になってきた。優秀な魔法師を残したいのなら両方ともと報われてもいいのでは、と思わないでもないが、魔法師としてではなく、一般人と同じ扱いを望んでいるというのは達也も一条も同じところなのだろう。兵器として遺伝子を優先するのではなく、普通の幸せを望んでいるのでそういう展開にはならなそう。

達也は相変わらずの無敵っぷりで、誰もが最強だと知っていて、衝撃的な展開（トリハダ展開）は1つもなかったので面白さは高校生編には劣っているように感じる。
なんやかんやと文句はつけたが好きな作品ではあるので最後まで見届けたいとは思う。