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誇るべき物語 小説・ジョン万次郎
著者 著:有明夏夫
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。1841年1月、万次郎は漁に出て遭...
誇るべき物語 小説・ジョン万次郎
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誇るべき物語 小説・ジョン万次郎
商品説明
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
1841年1月、万次郎は漁に出て遭難、鳥島へ上陸した。5月、アメリカの捕鯨船ジョン・ホウランド号に救助された万次郎は、船中で英語を学び、航海士になりたいという夢をもつ。開国への道を拓いた万次郎の足跡を、最新資料とアメリカ本土、他を実地踏破して描いた直木賞作家・有明夏夫の力作。
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一番おもしろい
2020/01/24 03:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:み - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジョンマンを描いた小説は何冊か読みましたが、その中でも一番、最高に面白い一冊でした。本を余り読まず、分厚い本も二段組のものも苦手意識がありましたが一度読み始めたら止まりませんでした。新しい世界に触れる部分をじっくり描いているので冒険小説(ジョンマンの本は総じてそうでありますが)として大いに楽しめます。しかもほぼ実話の。
鎖国の時代、外国を全く見たことのない土佐の漂流者5名が触れる新しい世界に、好奇心と恐れが交錯します。肉を食べるか?この履き物は?これからどうするか?といった5人の会話が土佐弁でとてもユニークで和ませてくれます。当人達は至って真剣ですが。
日本の小ささ、驚くべき技術、アメリカで知る差別と自由、親切にしてくれる人々と常に引っかかる故郷の家族。
ジョンマンのエピソードは何度読んでも胸熱ですが、この本では解説や現代での評価を混ぜ込まず、ずっとその時代を味わいながら読むことができます。
日本に帰ってからの出来事が本当にあっさりとしか書かれておらず、もっともっと描いていただきたかったと残念でなりません。それと装丁も硬派すぎる!