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グローバリゼーション ──移動から現代を読みとく
著者 伊豫谷登士翁
急増する移民・難民、各地で台頭する自国中心主義や排外主義、そしてますます拡大する経済格差……。ヒトやモノ、カネ、情報の国境を越えた移動を基礎に飛躍的な発展を遂げたはずの現...
グローバリゼーション ──移動から現代を読みとく
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グローバリゼーション 移動から現代を読みとく (ちくま新書)
商品説明
急増する移民・難民、各地で台頭する自国中心主義や排外主義、そしてますます拡大する経済格差……。ヒトやモノ、カネ、情報の国境を越えた移動を基礎に飛躍的な発展を遂げたはずの現代世界で、いったい何が起きているのか。本書では、現代をグローバリゼーションの時代と捉え、国民国家や国民経済といった近代社会の前提とされてきた枠組みを、移動という視点から再検討していく。グローバリゼーションと国家との逆説的な関係を解きほぐし、現代世界の深層に鋭く迫る。
目次
- まえがき/序章 移動という経験/国境のもつ意味/主権行為としての出入国管理/本書の課題設定/グローバリゼーションの時代/コロナ禍と移動の自由/コロナ禍はナショナリズムを加速させるか/移民を定義する意味/「移民」の多様性/アメリカと移民研究/揺らぐ移民国家/第I部 グローバリゼーションの時代/第1章 グローバリゼーションを学ぶ/1 グローバリゼーションとは何か/国際化とグローバリゼーション/事象としてのグローバリゼーション/方法としてのグローバリゼーション/時代としてのグローバリゼーション/グローバリゼーションから何を考えるか/2 グローバルなものとナショナルなもの──対抗と共振/「ナショナルなもの」とは何か/ナショナリズムとの共振/グローバリゼーション批判の陥穽/グローバルな基準の浸透/差異化としてのグローバリゼーション/3 グローバリゼーションは何をもたらしたのか/グローバリゼーションから逃れられるか?/グローバルなものとローカルなもの/第2章 移動と場所を問いなおす/1 移動の時代/グローバリゼーションと人の移動/カネ、モノ、ヒトの移動/情報の時代/近代の機能不全にどう向き合うか/2 移動が作り出す場所/制限される人の移動/逸脱としての移動/不可視化された課題/喚起されるナショナルなもの/揺らぐ国民の範囲/第3章 グローバル資本と世界経済/1 経済のグローバリゼーション/近代の移動/国民国家形成と国家間関係/製造業生産の越境化/世界経済への包摂/グローバリゼーションの新たな展開/2 多国籍企業の旋回/多国籍企業の影響力/輸出加工区と新国際分業/サービス面での世界経済の統合化/3 グローバル資本の蓄積様式/グローバル資本の蓄積メカニズム
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