紙の本
まずは「政治」に興味を持つ事からはじめよう
2022/12/10 05:19
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
フルタイム共働きなのに妻ばかりが家事・育児を負担。
3人の子供を私立大学を卒業させ、住宅ローンも繰り上げ返済。
60歳定年でのんびり老後を過ごそうと考えていると夫が老母が心配なので故郷に帰りたいと言い出した。
当初から突っ込みどころいっぱいの展開だが、一気に読んでしまった。
「考えが甘い」「こんなにうまくいくわけないいじゃん」と思いながらも読後は爽快感がある。
まずは「政治」にもっと興味を持たないといけないと思った。
電子書籍
実際には
2022/07/06 00:28
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなにはうまくいかないと分かっているのに、痛快で、ついつい、読みすすみました。いくらなんでも、政治家ねえ……。でも、読んでいて、気分は、良いし、読後感も良かったです
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の感じからして政治ものだとは思わなかったので、知らずに読んでびっくりしましたが、思ったよりも面白かったです。
電子書籍
おもしろい
2023/02/22 19:26
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生が急展開していくのでスピード感もあって面白かったです。谷垣さんの本は、読後感がいいので、好きです。
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愉快痛快な小説とはこの『あきらめません!』です。そうですあきらめません勝つまではの合言葉が良く似合います。ラスト続きがあるような予感この先が読みたいです。ぜひ続編をお願いします。
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老害と言われるような高齢男性議員に立ち向かっていく様子が気持ちいい!
実際にこんな女性市長や議員がいたら、どんなにいいだろうなぁと思った。
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毎度お馴染み女性が元気になれる小説。
封建的な考えが子供、孫に受け継がれていく負の連鎖。男性だけでなく、女性の中にも古い考えの人はたくさんいる。
鬱々とした閉鎖的な村社会から、少しづつ変わっていく流れが清々しい!スッキリした!
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夫婦ともに定年退職を迎え半年、夫の幹夫が独り暮らしの義母の住む山陰地方の栗里市に移らないかと提案し、霧島郁子61歳は夫の実家の隣の家を買いとり、イングリッシュガーデンを作り野菜を育て、油絵を描く日々を思い描き、夫と共に都会から転居します。
しかし、郁子はイングリッシュガーデンは自分で作ることができず夫にやってもらい、毎日退屈になり図書館に通うようになります。
そこで、市議会を見学していると、二人だけの女性議員のうちの一人梨々花がパワハラやセクハラにあっているのを目撃します。
郁子は梨々花に「言い返しなさいよ」とつい口出しをしてしまいます。
もう一人の女性議員で高齢の市川ミサオが、それを見ていて「あんた、最高じゃわ」ということになり、ミサオが引退するので市議に立候補するようにいわれますが…。
郁子は逡巡しますが、選挙に出馬することになります。
以下、ネタバレですので、これから読まれる方はお気をつけください。
郁子は一度目は落選するものの、二度目で当選、そして市長へと階段を昇っていきます。
郁子の周りの女性たちは議員の4割を女性にするクオーター制をアジアでは初めて導入します。
そして、郁子はミサオに県議、県知事を目指すように言われます。
でも、これは架空のお話しですよね。
クオーター制なんて導入している地域はないのでしょうね。
ただし、女性知事は存在しますね。
東京都知事はもちろん有名ですが。
私の住む県の知事さんも女性です。
私は今の知事さんが大好きです。
真実は小説より奇なりです。
私は今の知事さんのあたたかく誠実な人柄がとても好きなのでこのまま、県政のために頑張って欲しいと応援しています。
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田舎あるあるに思わず頷き、移住なんて旦那だけ暮らせば良いのよ。スタートに独り言。
それではお話になりませんけど。
自分から犠牲になりに行くな。
我慢を重ねて恨みを持つな。
男や女である前に人間であれ。
家庭でも、社会でも大切にされる存在でありたいと思わせる本でした。
潔く、痛快でした。読後もワクワクが止まらない。
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2022/05/25リクエスト 3
霧島郁子。結婚してからも共働きワンオペ育児(女の子3人)全員大学を卒業させ、住宅ローンも返済完了。定年退職で手に入れた夢のセカンドライフは、夫の田舎へ移住したことで思わぬ事に。
今は何時代かと思うほどの封建的な地域社会、スーパー男尊女卑に打ちのめされる。
偶然知り合った銀髪の女性議員・市川ミサオにあなたはゆっくりできる人ではない、と何度も言われ、市議会議員に立候補することに。
ここで生まれ育った落合由香も巻き込み、ミサオ(80代)、郁子(60代)、由香(30代)は世代をこえ、身近な問題を一つ一つ解決していく。
ハッピーサクセスストーリー、エンタメ小説だったが、市長や市議は、女性にこそ向いているのでは、そこにどうして普通に男性ばかりがいるのだろう、と思った。
大方の男性の働く会社と、住まいのある地域社会は違う。
得手不得手で言うなら、地域を良くしていくための、お金をかけない取り組みは圧倒的に女性のほうが得意な人が多いと思う。そして、子育て世代の主婦が議員をすることにも意味がある。同じ意味で、障碍を持つ人も参加できるといいと思う。
変えたい、変えてほしい仕組みはたくさんある。
この本を読んで、政治に全く疎い私が立候補したいと思った。こんなにうまく行かないだろうけど。
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垣谷美雨さんの作品、今回は政界で炸裂!
スカッと読了後改めて思ったことは、
「頑固な老人」、「時代遅れの老人」にならないよう頭の柔らかい素直なおばあちゃんになろうと決心した事だ(笑)
夏織がキーパーソン、
それと、ヤスミンの助言もナイス♪
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読後感、スッキリ!
こんな男尊女卑がまかり通っている町があるのか?
ひと昔前はこんな政治があちこちであったのかと思うと、今までの無駄使いされたお金に腹が立ってきた。
でも、由香さんのように、ホントは嫌でも我慢して愛想笑いをしたり、義父に「何か作りましょうか?」と言ってしまう部分は、自分とソックリでとても感情移入してしまった。議員にまではなれなくても、自分の思いを我慢する事なく、相手と喧嘩にならずに伝えられるようになりたいなぁと思った。
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面白くて一気に読んでしまいました!
夫の実家に移住したことをきっかけに、老後の人生が激変。
あれよあれよと政治の世界へ。
政治=難しい事って思ってたけど、本来は自分の生活にとっても身近な事だということを感じました。
これからはもう少し政治経済に関心を持とうと思いました。
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田舎である事、女性である事、色々なしがらみがいっぱいある中で、仲間を見つけて、自分のやりがいを見つけて代ニの人生を始められた。
人間、年で区切っては駄目だなぁ!私も死ぬまでやりがいを見つけて、いずれではなく、今出来る事は即行動‼️
わたしも人生楽しむことを「あきらめません」
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「先生」と呼ばれいい気になり、都合の悪いことがあれば、すぐに入院したりの雲隠れ、議員の椅子に執着しているあまたの議員たち。
そんな人たちも郁美がズバズバやっつけちゃって欲しくなる。
実際はこんなにうまくいかないだろうが、だからといって諦めたりしてはいけないと思った。
まずは選挙に行こう。