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電子書籍
銀行不要時代(毎日新聞出版)
著者 吉澤亮二
書籍『捨てられる銀行』の大ヒットなど、地銀の経営問題が叫ばれて久しい。金融庁の奮闘にもかかわらず、解決どころか、問題は悪化の一途。地銀64行のうち46行はすでに本業の融資...
銀行不要時代(毎日新聞出版)
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銀行不要時代 生き残りの条件
商品説明
書籍『捨てられる銀行』の大ヒットなど、地銀の経営問題が叫ばれて久しい。金融庁の奮闘にもかかわらず、解決どころか、問題は悪化の一途。地銀64行のうち46行はすでに本業の融資業務が赤字化しており、5年後にはほぼ全ての地銀が営業利益を食いつぶし、決算が赤字化すると著者は指摘する。また日経ビジネスで「もう銀行はいらない」特集が組まれるなど、地銀だけでなく都市銀の抱える経営問題にも厳しい目が向けられはじめている。本書は、地銀問題を皮切りに、銀行員および一般のビジネスパーソン向けに、なぜ今、銀行の経営問題が叫ばれているのか、全体像を提供する。またスタンダード&プアーズの公表データを用いて、問題の本質を定量的に分析し、今後生き残る銀行像と解決策を提示する。金融業界関係者や投資家にとっては必読の書となる。
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紙の本
すべての銀行員、必読です
2018/01/04 08:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猪俣恭子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はかつて銀行員ゆえ、興味深く手にとりました。
率直な感想は、すべての銀行員、これから銀行就職を目指す学生たちに必ず読んでほしい本。
『本書を執筆する動機は、銀行問題を考える次世代に何らかの参考資料を提供しておきたいという思い』(あとがきより)
『将来的には本業赤字から脱出できず、また付随業務も含めた総合的な採算性の点でも苦境が続く銀行であれば、自分自身が取引先に廃業や転業を勧めるのと同様に、自行の廃業や転業について、経営余力があるうちに真剣に考える必要があるのではないか』などの意見も的確そのもの。
そこかしこに著者の「銀行愛」が感じられます。