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電子書籍
扇島歳時記(4)
著者 高浜寛
時代の波にさらわれて愛する人が一人また一人と去ってゆく。めぐる季節を見送りながらたまをが最後に見た風景は――1866年(慶応二年)、長崎・丸山遊郭の「たまを」は姉女郎・咲...
扇島歳時記(4)
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扇島歳時記 4
商品説明
時代の波にさらわれて愛する人が一人また一人と去ってゆく。
めぐる季節を見送りながらたまをが最後に見た風景は――
1866年(慶応二年)、長崎・丸山遊郭の「たまを」は姉女郎・咲ノ介付の禿(かむろ)として出島のオランダ商人・ハルトマン邸に入る。
遣り手のタキとともに労働に勤しみ、異国の文化と四季折々の風物に彩られた日々を送るたまを。
しかし時は慶応から明治への過渡期。大政奉還、龍馬暗殺、そして戊辰戦争へ……時代の激動は遠く長崎にも飛び火する。
出島を後にし引込新造に格上げされた彼女を待っていたのは、愛する人々との離別と無垢な季節の終焉で――
第24回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」受賞・高浜寛最新作にして最高傑作。
ラストシーンのカラーページを完全収録した感動のフィナーレ!
目次
- 第25話 夏至
- 第26話 夏の蓮
- 第27話 陽炎
- 第28話 立秋
- 第29話 白露
- 第30話 長い夜
- 第31話 出立
- 第32話 明治元年10月
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せつない世界
2022/08/31 11:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Shirley - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しい世界のようで、はかない世界。どうしようもなく嫌なことが見える世界。時代にも翻弄されるたまをの生涯を考えると、せつない。
電子書籍
うーん
2022/08/27 16:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
咲ノ介はどこへ消えたのかなぁ。
普通に人がいっぱいいると往来だし、遊女姿で目立つのに…
虎四郎のエピも230年前の因縁って何なのか…
この後のたまに関しては蝶の道行で補完しろってことか。