- 販売開始日: 2022/08/27
- 出版社: 小学館
- レーベル: 高橋和巳・高橋たか子 電子全集
電子書籍
高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第13巻 高橋和巳 小説7『捨子物語』ほか
著者 高橋和巳
処女長編『捨子物語』を中心に、初めて書いた小説「片隅から」など初期の習作短編に遺稿「三人の父」等を収録。3度にわたって出版された処女長編『捨子物語』を中心に、初めて書いた...
高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第13巻 高橋和巳 小説7『捨子物語』ほか
05/02まで通常2,200円
税込 1,540 円 14pt商品説明
処女長編『捨子物語』を中心に、初めて書いた小説「片隅から」など初期の習作短編に遺稿「三人の父」等を収録。
3度にわたって出版された処女長編『捨子物語』を中心に、初めて書いた小説「片隅から」から、「月光」「淋しい男」「退屈に就いて―チエホフ小論」「老牛」「藪医者」「生ける朦朧」「罪」「森の王様」「子供たちに与う倨傲の歌」「コプラの歎き」「奇妙な終宴」「神よ、我れこの児を殺さむ」の初期短編13編に、未完の戯曲「不可能な三幕」、ラジオドラマ・シナリオ「詠み人知らず」、没後に雑誌「人間として」6号に収録された「国家――あるいは『幻の国』」「三人の父」を収録。
『捨子物語』が河出書房新社から単行本として発売されたのは1968年3月である。
その「あとがき」によれば「最初、京都大学在学中、たしか昭和二十七年、友人の小松左京、近藤龍茂らと出した同人誌に冒頭の一部を掲載し、ついで大学卒業後、多くの友人の援助によって、ごく少部数を印刷に付し、知友に配布した」と記されている。
冒頭の一部が掲載されたのは「現代文学」第一号(1952年10月)で、自費出版したのが足立書房版(1958年6月)である。
当巻では1952年の[初出版]、1958年の[足立書房版]、1968年の[決定版]の3種すべてを収録している。
高橋和巳が初めて書いた小説「片隅から」は、戦時中の工場動員をテーマに描かれたもので、「京大作家集団」のガリ刷りの作品集第三号(1950年3月)に発表され、後日「あの花この花と」と改題し、「文學界」1965年9月号に掲載されている。
解説は、文芸評論家・藤村耕治氏が務め、解題は和己巻の監修者を務める作家・太田代志朗氏が担当。
付録として「捨子物語」等の生原稿等を収録する。
※この作品は一部カラー写真が含まれます。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む