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タングステンおじさん 化学と過ごした私の少年時代
著者 オリヴァー・サックス , 斉藤 隆央
〔化学と過ごした私の少年時代〕のちの脳神経科医、サックス先生は年少時、化学に夢中だった。物質の化学的な振舞いの面白さを説き語ってやまないおじ、「タングステンおじさん」がい...
タングステンおじさん 化学と過ごした私の少年時代
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タングステンおじさん 化学と過ごした私の少年時代 (ハヤカワ文庫 NF)
商品説明
〔化学と過ごした私の少年時代〕のちの脳神経科医、サックス先生は年少時、化学に夢中だった。物質の化学的な振舞いの面白さを説き語ってやまないおじ、「タングステンおじさん」がいたから……科学への憧れを育んだ楽園の日々を綴りながら、化学史を一風変わった切り口から紹介ずる自伝的エッセイ、待望の文庫化。
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紙の本
科学好きな少年なら、きっと気にいる
2016/07/28 12:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学が好きな小学5年の息子に購入。
最近の流行作家の文庫本と違って、活字は小さいし、一ページあたりの文章量が多い。これ、読めるのかなあ、とちょっと不安になったが、その心配は杞憂に終わった。
中には、科学が大好きな少年ならば「ぼくにもこんなおじさんがいたら」とグイグイ惹きつける話がぎっしり詰まっている。
おじさんだけでなく、実はオリバー少年の両親、特にお母さんが素晴らしい。
突出した頭脳を生むには、非凡な家庭環境が必要なのか、と思わせる。
第二次世界大戦時、疎開も兼ねて抑圧的な教育機関で過ごさざるを得なかったのオリバー少年の閉塞感を読んでいると、教育には寛容の精神や、自分と違う他者を認める度量の広さが不可欠であると思えてくる。