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江戸漢詩の情景
著者 揖斐高
江戸の人びとにとって,漢詩文は,自らの存在を伝統的な美意識の世界と結びつけるものであると同時に,日々の暮らしにおけるさまざまな想い,悩み,人生の悲喜こもごもを記すための身...
江戸漢詩の情景
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江戸漢詩の情景 風雅と日常 (岩波新書 新赤版)
商品説明
江戸の人びとにとって,漢詩文は,自らの存在を伝統的な美意識の世界と結びつけるものであると同時に,日々の暮らしにおけるさまざまな想い,悩み,人生の悲喜こもごもを記すための身近な表現手段でもあった.具体的な作品を読み解きながら,人びとの感情や思考のあり方を広く掬い上げて,詩の奥深い魅力へと迫る随想集.
目次
- I 風雅のありか
- 山紫水明
- 凧の揚がる空
- もう一つの詩仙堂
- 和文漢訳のメソッド
- II 文人の日常
- 十七世紀日本のジキル博士とハイド氏
- ある聖堂儒者の生活
- 漢詩人の経済
- III 生老病死
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