読割 50
電子書籍
シャルル・ドゥ・ゴール 自覚ある独裁
著者 佐藤賢一(著者)
先のみえない世界情勢がドゥ・ゴール時代と符合する。「まだドゥ・ゴールは終わっていない」。彼の思想や業績は死してなお現在進行形である。強いフランスの威信を内外に訴えた大政治...
シャルル・ドゥ・ゴール 自覚ある独裁
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
シャルル・ドゥ・ゴール 自覚ある独裁 (角川ソフィア文庫)
商品説明
先のみえない世界情勢がドゥ・ゴール時代と符合する。「まだドゥ・ゴールは終わっていない」。彼の思想や業績は死してなお現在進行形である。強いフランスの威信を内外に訴えた大政治家の足跡を描く。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
フランス現代史=ドゥ・ゴールである
2023/03/14 20:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
恥ずかしながら第二次世界大戦におけるヨーロッパの流れはドイツのポーランド侵攻を契機とし、フランス侵攻・パリ占領、イギリス攻撃、ソ連侵攻を経て、連合国軍のフランス奪還、ドイツ攻撃、そしてヒトラーの自殺とドイツ降伏、という簡単なものしか理解していなかった。
本書を読んで、フランスを中心とした第二次世界大戦の流れを知り、フランス国内の分裂とドゥ・ゴールを中心とした抵抗、漁夫の利を獲ようとする英米との激しい争闘を知り、戦勝国として知っていたフランスの苦闘を知った。
また、戦後も引退と復帰を繰り返しなから、戦後フランスの礎を作り上げた英雄であり、ドゥ・ゴールの目指したものが現在に繋がっていることなど、フランスの現代史はドゥ・ゴールそのものだと感じた。
小説では無いながら、佐藤賢一らしい文章がただのノンフィクションとは感じさせなかったところも良かった。