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ルポ プーチンの破滅戦争 ――ロシアによるウクライナ侵略の記録
著者 真野森作
大破した住宅、穴だらけの乗用車、なぎ倒された街路樹、ずらりと並ぶ真新しい墓。前線では砲弾と銃弾が飛び交い、爆音、黒煙、振動、悲鳴、嗚咽、涙、流血、死が日々生み出されている...
ルポ プーチンの破滅戦争 ――ロシアによるウクライナ侵略の記録
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ルポ プーチンの破滅戦争 ロシアによるウクライナ侵略の記録 (ちくま新書)
商品説明
大破した住宅、穴だらけの乗用車、なぎ倒された街路樹、ずらりと並ぶ真新しい墓。前線では砲弾と銃弾が飛び交い、爆音、黒煙、振動、悲鳴、嗚咽、涙、流血、死が日々生み出されている。戦闘が終わっても、占領地では屈辱的な思想の押し付けや弾圧、相互の憎しみが続く――。ウクライナ各地を歩き、虐殺の街で生存者の声を聞いたジャーナリストが、ロシア・プーチン大統領の侵略行為を告発するルポルタージュ。
目次
- 序章 再びウクライナへ/なぜ、こんなことになったのか?/コサック国家/オレンジ革命/二〇一四年の危機/クリミア・タタール人、ロシア人、ウクライナ人/ロシアとNATO/本書の構成/ウクライナ情勢の推移と関連する動き/ウクライナと周辺国の図/第一章 開戦前夜の日常/夜のキーウ繁華街/二一年春からの緊迫/繁華街の穏やかな夜/事情通へのインタビュー/プーチンが求める「ミンスク合意」とは/ミンスク合意の全文/開戦前にあり得たシナリオ/Xデーの団結デモ/国民的作家はどう見ていたか/汎スラブ主義というプロパガンダ/元コメディアンの大統領/歴史は繰り返される/ドネツクを強制退去させられた元記者/地元ジャーナリストが見た親露派の心理作戦とプーチンの狙い/プーチンにとって不都合なドンバスの現実/ひび割れた友好アーチ/退役軍人のピザ/ウクライナ経済の変化/市民の軍事訓練/キーウ退避/第二章 開戦の日のリビウ/身構えるリビウ──プーチン演説/リビウの声──市長と、避難カップル/広報訓練と病院の備え/市民の強い覚悟/開戦の朝/プーチン開戦演説/糾弾のロジック/ウクライナ脱出/ゼレンスキーの演説/緒戦の戦況/短期決戦のシナリオ破綻/英公共放送BBCによる首都キーウ周辺戦況地図/第三章 侵略と虐殺/キーウへ、再び/侵攻の痕跡/虐殺の街ブチャ/ブチャの外科医/墓地の遺族たち/ロシア兵よけの遺体/死の通り/占領下の生活/「死の通り」を歩く/民族ごとのロシア軍部隊/拷問死/ブチャの教会/ロシアとウクライナの宗教問題/レイプ被害/英国防省による戦況分析地図/第四章 破壊と占領/ザポリージャへ/州内避難民/先行の占領地クリミア/避難民支援センター/元軍人の避難男性/マリウポリのジェノサイド/チェチェン紛争、シリア内戦との共通点/マリウポリの親露派住民/プーチンが標的にするアゾフ大隊とは/避難民支援の牧師/マリウポリを生き延びた避難民母娘/ロシアの人道支援/親露派勢力の選別収容所/開戦三日前からの隣人ジョージア人/迷子のDPR兵士/敵兵士とはいえ一括りにできない/第五章 展望はあるのか/戦時下の日常/対独戦勝記念日/五・九プーチン演説/五・八ゼレンスキー演説/地元識者ガルマシュが見る「目的の変化」/ウクライナのネオナチについて/徹底抗戦への国民支持/地元識者ハラが見るロシアの作戦失敗/米欧も恐れるロシア分裂/クリミア半島の重要性/ウクライナのパートナーは/二〇二二年五月から八月の戦況/九月の動員令と住民投票/プーチンの反米主義/あとがき
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