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電子書籍
半分あげる【単行本版】
著者 有馬嵐
広島に住む平凡な高校生・黒川は、いつもにこにこしているクラスメイトの白木に苦手意識をもっていた。ある日の帰り道、黒川の目の前に血で汚れたYシャツを着た白木が現れる。咄嗟に...
半分あげる【単行本版】
05/02まで通常792円
税込 634 円 5ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
半分あげる (SPコミックスmimosa)
商品説明
広島に住む平凡な高校生・黒川は、いつもにこにこしているクラスメイトの白木に苦手意識をもっていた。
ある日の帰り道、黒川の目の前に血で汚れたYシャツを着た白木が現れる。
咄嗟に彼の手を引きその場から逃げ出した黒川は、白木が生活のために身体を売り、客に怪我を負わせ逃げてきたことを知る。
「本当はしたくない」という白木の本音を聞き、放っておくことができず「一緒に逃げよう」と彼を連れ出す黒川。
行き先も決めず飛び乗った電車、二人きりの逃避行は「海が見たい」という白木のため海を目指すことに。
ただのクラスメイトだった黒川と白木は次第に心を通わせていくが、その終わりはあっけなく訪れる。
つかの間の逃避行から数年後、横浜の中学校で教師として働く黒川は、偶然立ち寄ったワインショップで白木と再会し――。
※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
目次
- 第1話
- 第2話
- 第3話
- 第4話
- 第5話
- 最終話
- 描き下ろし
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電子書籍
胸が痛い(好き)
2023/01/26 19:04
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さりー - この投稿者のレビュー一覧を見る
試し読みした時から気になっていて、やっと購入。とても良かったです。
この表情見たことあるなぁと思い、検索したら有馬先生の本は3冊目でした。どのお話もラストでほろっときます。
『半分あげる』のタイトルの意味を、読み返すたびに思い知らされ、何かがぐさりと深いところに刺さって抜けない感覚です。2人にとっての朝日は希望だったのかな。白木は大切にされることを知り、黒川はやっと甘えることができたのかもな。
電子書籍
純愛
2023/01/26 11:55
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごはんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なにより、広島弁の正確さに驚きました。
脳内再生されるイントネーションからなにから、県民の使う言葉そのもので、逆に全国の方々にコレは伝わるのか心配になりました。
内容は多少胸糞悪い部分はありますが、さらりと描かれています。作者さんがバックボーンとしてのみ、そのシーンを取り扱っているのが分かります。
ふたりの関係性や空気感がとても優しい作品でした。
すてきな漫画と出会えてうれしいです。
電子書籍
2人のギャップがいい
2024/04/05 06:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤンニョムキムチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
純真前向きな攻めと、ちょっと闇のある少年が寄り添う様が良かったです。なんとなく表紙で買ったんですが、お気に入りになりました。
電子書籍
泣いた…
2024/03/03 22:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みずき - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供ってほんと自分ではなんともならん選べないことがあって。それは大人になって思い返してみればほんと小さい世界なんだけど、子供の手の広げれる範囲では限界もあって。
そういう、どうしようもないことに、それでも抗おうと、連れ出そうと、した、二人がとても尊くて愛しくて…号泣しました。
諦めるんじゃなくて、受け入れることで、心の自由を掴み取った二人に惜しみない拍手と尊敬を。
電子書籍
ささやかな
2023/01/24 15:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みずき - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじと一話を読んで、なんとなく彼らの環境や気持ちや先の展開を想像できはしたけど、それもひっくるめて、初めて二人で迎えた日の景色の綺麗さや交わした会話など、とてもとてもささやかな幸せが輝いていて。宝物のように胸の中で抱きしめて生きる尊さに泣きそうになりました。
とても素敵な作品です。
紙の本
再会できて本当に良かった。
2023/03/17 15:27
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは壮絶な虐待、でも子供には抗えない。
なのでほんの数日の逃避行が未来の為の良い道しるべになった。
再会できて本当に良かった。
電子書籍
面白かった
2023/01/26 03:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
お金持ちの家の子と思ってたクラスメートが実は親に身を売らされていた
たまたまそのことを知り、衝動的に逃避行する二人
しかし逃避行は長く続かず……
とりあえず逃げるという先のない行動
いかにも学生らしく青臭い
けど、それゆえの純粋な輝きがあった
以下ネタバレになるが
最終的に受けにとって助けにはならなかったが、救いにはなったと思う
このことがあったからその先も耐えられたんじゃないかと
その後大人になった二人が再会し
やっと幸せになる話
良かったと思うけど、攻め受けポジは反対の方が良かったな
電子書籍
救済のお話
2023/11/29 22:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:spkspgl - この投稿者のレビュー一覧を見る
親に体を売ることを強要されてる白木を突発的に助けてしまった黒川。
たった3日間の逃避行はあまりにも稚拙で…。
白木を助けられなかったことを後悔して過ごしてきた黒川が、
社会人になって偶然再会、過去を乗り越えてやり直せてよかった。
受け攻め逆じゃない?って思ったけど、そこも黒川の優しさなんかな、と。
それにしても、白木くんの親がクソすぎる(怒)