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電子書籍
【期間限定価格】家族場面(新潮文庫)
著者 筒井康隆
気がつけば、おれは石川五右衛門だった…。神出鬼没に時空を飛ぶ作家一家。読者を物語のブラックホールに突き落とし、ねじれた迷宮へと誘う表題作。被害者の遺族が死刑囚の刑を執行す...
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家族場面(新潮文庫)
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家族場面 (新潮文庫)
商品説明
気がつけば、おれは石川五右衛門だった…。神出鬼没に時空を飛ぶ作家一家。読者を物語のブラックホールに突き落とし、ねじれた迷宮へと誘う表題作。被害者の遺族が死刑囚の刑を執行するという狂気の設定で、獄中で執筆し続けた囚人作家の断末魔を描く『天の一角』。長年の忍従に暴発した作家夫人の怒濤の糾弾を活写する法廷劇『妻の惑星』等、表現への熱い慟哭が刻まれた傑作7編。
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紙の本
作家の強さを感じる
2001/03/29 23:46
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投稿者:すの - この投稿者のレビュー一覧を見る
柳 美里の「家族シネマ」と同時期に読んだのだが、柳 美里が自分の感性に合わない分だけ筒井氏の強さを感じた。テーマが同じで、短編集で、この差は凄い。とてもお面白かった。自分的には「天の一角」がおすすめ。
覚悟と自覚のある差別は、覚悟も自覚もなく善意で差別する(される)人々にも必要だと思う。