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サーカスの子
著者 稲泉 連
大天幕の中に入ると、そこは夢の世界だった。--舞台の上で繰り広げられる華やかなショー、旅を日常として生きる芸人たち。子供時代をサーカスで過ごした著者が、失われた〈サーカス...
サーカスの子
05/02まで通常1,980円
税込 990 円 9ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
サーカスの子
商品説明
大天幕の中に入ると、そこは夢の世界だった。--
舞台の上で繰り広げられる華やかなショー、旅を日常として生きる芸人たち。子供時代をサーカスで過ごした著者が、失われた〈サーカスの時代〉を描く、私的ノンフィクション。
あの場所は、どこへ行ったのか?
僕がそのときいた「サーカス」という一つの共同体は、華やかな芸と人々の色濃い生活が同居する場所、いわば夢と現が混ざり合ったあわいのある場所だった。(本文より)
幼いころ母とともにキグレサーカスで暮らした著者は、四十年近い歳月を経て、当時の芸人たちの物語を聞きにいく。
それは、かつて日本にあった貴重な場所の記録であり、今は失われた「故郷」と出会い直していくような経験だった。
気鋭のノンフィクション作家による注目作。
目次
- ・プロローグ ひとかけらの記憶の断片から1
- 第一章 終わらない祭りの中で
- ・ひとかけらの記憶の断片から2
- 第二章 サーカス芸人、女三代
- ・ひとかけらの記憶の断片から3
- 第三章 サーカスの男たち
- ・ひとかけらの記憶の断片から4
- 第四章 二人の道化師
- 終章 最後のサーカスの子
- ・エピローグ ひとかけらの記憶の断片から5
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