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2024/01/27 19:05
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
良かった最初は少し難しい内容だったから躊躇しましたが読み進めていくうちに書かれていることが理解できました。
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●なぜ気になったか
最近気づいたこと「不機嫌って期待が叶えられなかったときにわくんだなぁ」。本書のひとつの主張は「期待するな」。そこに込められた思いや筆者の機嫌に関する思いを知りたい
●読了感想
やっぱり期待はあかんな、と納得させられる、期待とはちょっと違う感じの内容だった。中には心にスッと入ってくる言葉たちもあったが、言葉表現の遊び的と感じてしまうのも多く、感性が合わなかった
#機嫌のデザイン
#秋田道夫
23/3/29出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
https://amzn.to/3TVi9jg
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機嫌がいいことは価値である。
機嫌をよく保つ、というのは周りや自分に「期待しないこと」
モチベーションは当てにならない
天気のようなもの
天気の良し悪しに左右されては仕事にならない
親切の極みは、その親切を他人に悟られないこと
劣等感を抱くのは優秀だろうという目算があった証拠
機能を増やすには技術がいるが機能を減らすには哲学がいる
クオリティの高いものは好き嫌いを超える。
クオリティの高いものは言葉がいらない。
クオリティの高いものは値段を超える。
クオリティの高いものはあこがれを生む。
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『運転者』を読んだときに「上機嫌でいること」の大切さを知ったものの、自分の機嫌をコントロールすることはなかなか難しい。本書のタイトルに惹かれて読むことにした。
インタビュー形式で余白が多めなので、さくっと読める。余白を多めにとってあるのは、秋田さんのこだわりかなと思った。
余白があることで、心にゆとりを持つことができる。余白を作ることで、相手に想像してもらうというコミュニケーションをとれる。物理的にも精神的にも余白を大切にする方なのだと思う。
日常のことやデザインの仕事のことなど、幅広い話題の中にいくつも共感できる言葉があったので大切にしたい。
・挨拶は間合いを測るための技術である
・気を使うは神経をすり減らすので、気が利くを目指す
・人間関係は互いが疲れない関係を築く
などなど。
人から好ましく思われる人が、どのような考え方をして、何を感じて生きているのか垣間見ることができた。自分の機嫌をコントロールするためのヒントが散りばめられていた。
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自分の期限は自分で取って、機嫌の良い状態…と周りから見えたい(笑)という動機で手にしました。
「期待しない」ことと「自分でコントロールするよう動いていく」ということが大事なのかなぁ、と一通り読んで思ったこと。
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本全体から感じられることは「余裕」。この本で言えば気持ちの「余白」がこの人は多いんだなということでした。
あぁしなくちゃ、こうしなきゃ、という気持ちに襲われてる時にまた読みたい、そんな本だったと思います。
印象に残ってる言葉は、「周りからしたら自分は景色に一部」という部分。だからその景色をよくするためにまずは自分の身なりを整える考え方は自分には無かったものなので面白いと感じました。
期待しないっていう部分は他の本にも同じようなことが書いてあるのでそれだけ大切な考え方なのだなと。改めて心に留めておきたいと思いました。
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イメージとしては「言葉を"70㎝の高さに置く"」。投げつけるのでなく、そっと、置く。
好きな時に受け取ってください、というぐらいのつもりで、とりやすい場所、高さに置いておく。
親切とか、気づかいを、「わかってほしいなあ~」と思うところから疲れはじめる。
「わかってあげよう」と思う年齢なのだ。
「ポートレートとセルフイメージの一致」は自己表現において大事
前からよそみをしながら歩いてくる人たちがいます。
「ちゃんと前を見ている人」が相手を避けることになります。
理不尽ですがそういうものです。
口で勝たない。目で負けない。 口論で勝たない。知識と見識願で勝負する。
どんなに説明文を添えたとしても、それでどこまで意図が伝わるかの保証はないわけです。
語りで伝えるものには限界がある。だから、「語らないもの」が語る力を持たなければならない。
憧れられる職業についている人よりも、人がやりたがらない職業についている人の中に本当に偉い人が隠れている
言葉で、自分の殺傷能力を試してどうするのだ?
今は良くも悪くも、誰にないしても何にでも、瞬時にコメントできる時代ですが、だからこそ安易にコメントしないほうがいいですね。
引用リツイートではよいコメントしません。言葉を吟味したうえで発するセンスが問われているように思います。
人の悩みは個人的な悩みに見えて、実は一般的によくある悩みだったりします。しかし「この悩みは特殊であってほしい」という願望もあったりします。とても感じやすいんですね。そういう意味では「みんなも同様に悩んでいる」という答えでは納得しないわけで、いかに相手の特殊性を損なうことなく「一般的な解決方法」を伝えられるかが大切なポイントだと思います。ほんと繊細さが大事です。
正直と素直は違います。思ったまま言ってよいとは限りません。
悩むとはものごとを複雑にすること。考えるとはものごとをシンブルにすること。
「仕掛ける側」の意識でいた方が何でも面白い。
お店は「人に共通の心情を知り、サービスとは何かを学ぶ場」かなと思っています。教えてもらうには「ただ」ではいけないので、ちょっとした買い物をして、「お客さんにもなりえる人」としての信号を出すことが必要。
一見何もかもが完成品のように思えるかもしれません。でも、本当は大抵の製品やサービスは「途中」であり「未完成」なのですよ。
機能を増やすには技術がいるが、機能を減らすには哲学がいる。
立派な会社を一代で築きあげてもなお「ラクにならない」とうかがえたのはうれしい話でした。なぜならどこまでいってもどんなに社会的に成功しても、それは「解き放たれる」ことを意味しないと分かったようなものだからです。逆に言えば立場が上がるほどに「ラクからは遠ざかる」というようなものです。だから「覚悟を決めた」んですね。
価値観の共有は、価値観の一致とは異なります
「それわからないなあ」のわからない部分を明白にす��のが価値観を共有する意味だと受けとめれば、自分の価値観を提示することが怖くなくなります
隣の芝生が青く見えたことがありません。それは、日ごろの手入れの大変さがわかるからです
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「常に上機嫌でいる」ことは難しいけど、「常に上機嫌に見える」人でいたいなあと思っている。そのほうが人生が楽しくなりそうだからだ。
この本は「上機嫌でいるための方法」をたくさん書いてくれているのかなと期待していたけど、著者がTwitterでバズった話の比重が思ったより大きかった。ひとつひとつの「機嫌」の話をもっとじっくり掘り下げてほしかったな。
よかったところは全体的にすらすら読めるところと、デザインに対する考え方の話がしっかり書かれていたこと! デザイナーの方の本は案件紹介に終始することが多いけど、考え方や哲学の部分をしっかり教えてくれたのがうれしかった。
【読んだ目的・理由】上機嫌でいたいから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆3.6
【一番好きな表現】世界が美しくあってほしいのならば、その景色の一部である自分からまず整える。(本文から引用)
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機嫌のデザイン
と機嫌なんてデザインできるの?
妙なタイトルに惹かれて購入
自分を景色とし考えた時、綺麗な景色でありたい
ちょっと嫌だなと感じたらそこから離れる
観察しながら、想像で遊ぶ
好奇心を積極的に無駄遣いする
などなどと、あっこんな考え方をすれば、機嫌に振り回されるのではなく、意図するようにデザイン出来る、そんなヒントがページをめくる度に現れる
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機嫌をよく保つということはつまりは期待をしないこと
自分を決めつけることは自分を勝手に不自由にするだけ
言葉を見た時にすっと心が軽くなりました
心穏やかに、自分のカタチを決めつけない
そんな日々を送りたいと思いました
素敵な言葉をありがとうございました
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よく言われる「大人ならば、自分の機嫌は自分でとるべき」がとても苦手なので、なんとかしたくて購入。
デザイナーの著者にインタビューする形式で書かれている。
心にストックしたい言葉がたくさんあった。
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こちらから「おはようございます」と挨拶をしてみて、気持ちよい挨拶が返ってくるのか、まったく無言で何も返ってこないのか。この違いによって、どのくらいの距離を保つべきなのかの目安がつかめます。すると、余計な擦れがなくなる。←相手の機嫌なんて考えず、こちらは笑顔でいるべきとかではなく、意外とクール。
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ーー相手にとって押し付けがましくなく、けれどきちんと届く言葉の使い方(略)の作法を教えていただきたいです。
イメージとしては、「言葉を”七〇cmの高さ”に置く」という感じです。
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わずかなかけらであっても、今日も誰かが助かっているかもしれない。
そう考えるだけで、「あの線を、あのように描いてよかったな」と思えるのです。
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まず大切なことは「どうすれば仕事にワクワクを代入できるか」ですね。
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とくに重要なのは、最初の一言ですね。最初の一言の質が低いと、その後の話が頭に入ってきませんから。
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なお読了して即Twitterをフォローした。
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優しく平易に、どこか達観しているかのろような文体。
何を書くか、よりも何を書かないのか、という削ぎ落としの哲学にはうなるものがあった。
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人と関わる上で、「機嫌」はとても大事なコミュニケーションの要素であると感じ、自分の所作を省みる上で参考にしたく、手に取る。
結論、機嫌のみならず、珠玉のメッセージが散りばめられた、良い本と感じた。
気になる言葉や、心に残る言葉が多く、ここには記載できないが、疲れた時やモヤモヤした時に立ち返りたい本の一冊となった。
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●この本を一言でいうと?
周りから常に見られていることを認識して、会話時だけでなく見た目も常に機嫌の良い自分を維持する。(景色としての自分を美しく保つ、という表現はわかりやすい)そのために、自分の居心地に敏感になり、居心地の良い状態を保つよう意識することが大切。
●居心地を良い状態に保つ秘訣
1. 相手が受け取りやすい丁寧な言葉を選んで会話する
2. 捨て台詞を吐かない
3. 気持ちに余裕がない人とは距離を置く
4. 先回りして相手を喜ばせる(気が利く)
5. 自分のテンションを上げすぎずに平常を保つ
つまり、他者との関係性や会話を通じて居心地は影響を受けやすいということ。
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機嫌のデザインとは合わせ方はまさに掛け算的。機嫌よく生きること、それと筆者の職業をかけてみたもの。実はあまり意味はない二つの繋がりをタイトルとしてもってきた点でユニークな本だなと。思った以上に人付き合いとか、人間関係に関するところが多い。
愛着は時として執着に変わる。相手に期待しすぎない、良いと思っているものを押し付けない。穏やかこと、人知れず役に立っているようなことが長い意味を持つ。好かれたいけど、無理せず疲れない関係を。これは一番大事かも。自分を変える必要ない、媚びなくて良い、そして偉い人か仕事関係か、いずれにせよ油断せず、さん付け。
秋田さんは6時から食事して8時には変えるので付き合い悪く思われても、また会いたいくらいがよいと。アメリカでは、2時間いる人の方が珍しい。家族や自分の時間を大切にする文化と、犠牲にする美学の違いだろうな。
仕事に対する審美眼はリベラルアーツから滲み出るというのも頷ける。音楽もアートも建築も、そういった全てが滲み出るとすれば、やはり育ててきたものが生かされている、というか余裕があるから活かせるのだろう。70歳を超えてからみるとそうで、成功した人のビジ本が使えないのも、苦しんでいる人の気持ちを忘れてしまうかだろう。
仕事は5割で翌日だす。納期に8割以上もっていくには、時間がかかりすぎる。とにかく仕上げすぎると否定しにくい。何でも未完成、意図があるので書き換え可能。
素敵な余裕、人生一度きり、揺るがないものを作りたいものだ。