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小説家が小説家のことを書くっていうところから面白い。
その経験をしないと書けない小説家
墓場の小説家 怪談話を書くために最後は墓場で筆跡するという異常さ。
親が金に目を眩んで息子を見張りながら
とにかく数多く小説を書かせる小説家、逃げた
誰からも好青年と言われてた彼は残虐な嗜好をもちそれを小説にする キ
彼の異常な小説は出版社のせいと決めつけ息子を監禁し、洗脳させファンタジーを書かせることにしたが結局は脳内の残虐さは失われてなくて
残虐な小説を書かない代わりに、動物の命を奪うようになる。
有名な作家は実は覆面作家で山奥に小説を書かせる工場のようなものを作り、そこでたくさんの小説を産む 小説の怪人
脳内で小説に出てくる登場人物が現実でも自分を侵食して最後はその中の心優しい登場人物を殺す 脳内アクター
編集者と嘘をつき小説家に近づきストーカーとなる ある編集者の偏執的な恋
だかこれも仕組まれたことで、結局奥さんとなるDが信頼を得て小説家に小説を書いてもらう筋書きだった。これが1番うわっとなったかも。
事故で閉じ込め症候群となった作家に精神感応がつかえるベトナム人が一緒となり小説を書き上げる精神感応小説家 これは1番幸福な感じで終わる。最後に相応しいお話
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めっちゃ面白い。
なんと乙一さんの別ペンネームとは
初めて知りました。
そりゃ面白いし不気味だし最高なわけだ。
他の作品も読みます。
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本作はジョジョの奇妙な冒険のスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』を小説家バージョンにしたような作品。小説家してたらこんな不思議な体験しました~を、エッセイのような柔らかいタッチで語ってくれる。ちなみに山白朝子さんは乙一さんの別名義なので、彼の「あとがき」の、あのゆるい感じが好きな人はより楽しんで読むことができるとおもう。
良かった点を一点あげるとすれば、オチの落とし方。ラストでいったん怪異だったり問題が解決……したかと思いきや、実はこんな恐ろしい後日談があったんですよ、みたいな落とし方が個人的にはかなり好きだった。
というわけで☆5つ。
あとこれはどうでもいいことだけど、表紙の絵、ちょっとダサすぎません?笑
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乙一さんの怪談名義による山白朝子さんの新刊_
奇人変人な小説家が登場し
不思議で不気味な物語を堪能できる短編集
読みながら顔がニヤケてしまった…笑
大好きな乙一さんの新刊が読めるなんて幸せすぎるー!!
装丁に描かれた登場人物たちの缶詰を
1つひとつ開けるごとに
小説家たちの裏の顔が現れる
日常と作品世界の境界が曖昧になり
作品の創造を追求するがゆえに
常識を逸した小説家や
美を追求するあまり
破滅へと向かってしまう小説家が登場する
でもそれは全て “小説” そのものが好きだから!!
最後の最後まで 新刊を読めることが嬉しくて
顔が緩みっぱなしでした…笑
乙一さんと同じ時代に生まれて本当に良かったです!!
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乙一さんの別名義の1つ、「山白朝子」名義の新刊が並んでいた。山白朝子名義の作品は、色々な意味で「きつい」。描写がきつかったり、設定がきつかったり。今回もきついのを覚悟して読み始めると、山白朝子名義としては異質に感じた。
全7編、いずれも「作家」が登場するのが特徴である。執筆の流儀は作家によってそれぞれ。商業作家の多くは割り切って書いているだろう。一方で、執筆で一切悩まない作家もいないだろう。山白朝子こと乙一も、悩める作家の1人ではないか。
「墓場の小説家」。ここまでするホラー作家はいないだろうが、頭の中を覗いてみたいと思うことはある。あくまで創造の産物として楽しみたい。「小説家、逃げた」って、そりゃ逃げたくなるだろうがっ! どうか散々利用した奴らに厳罰を。
表現の自由という点で考えさせられる「キ」。「キ」とは作中作のタイトルでもあるが、彼の境遇は「小説家、逃げた」に似ている。強制的に作風変更を迫られた彼が、新たに獲得した執筆の流儀とは…。現実にこんなことはないと、言い切れるか?
「小説の怪人」。超大物作家Xが、中堅作家を連れて行った秘密の場所とは。ここまで大々的ではなくても、ありそうな話である。短いながら印象深い「脳内アクター」。タイトル通りです、はい。読者は敏感だ。今後も売れ続けるかどうか。
サイコサスペンスか「ある編集者の偏執的な恋」。編集者との相性は作家生命を左右するが、編集者に物申せる作家は一握りだろう。語り部の創造が真実だとして、そこまでして協力する理由は何だろう。うーむ、知らぬが仏で済ませてよいのか?
最後の「精神感応小説家」は、まずベトナム人青年の独白に日本人として恥ずかしくなる。そんな彼と、事故に遭った大物作家との交流記。我儘な大物作家というのも絶滅危惧種だろうなあ。心優しい彼だから付き合えた。今後の人生に幸あれ。
一部「黒乙一」寄りだが、山白朝子名義としては「白乙一」寄りだろうか。名義はどうあれ、乙一さんの新刊が読めるのは嬉しい。読者は早く新刊をなどと気楽に言い放つが、作家という職業の孤独さに、少しは思い至りたいものである。
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中田永一さんはキュンで
乙一さんはグロくて
山白朝子さんはひたすら怖いという印象。
これも、安定の怖い。
連作短編集で、どれも良かった。
自分で骨折とか、え?
小説を書くために骨折を体験するほど、切実なのか?
小説家という存在は、目に見えない内面の部分に、歪みを抱えている者が多い。
精神面の欠陥、あるいは破綻した人格、それらによって普通の生き方をできなかった人間。
リモート怖い。
見えないものが(猫)画面に映るの怖い。
チーム!だよね。チームで小説を書いている作家、いると思ってた。
スターシステム→同じ絵柄のキャラクターを俳優のようにあつかい、様々な役柄で作品に登場させる表現スタイルのこと。
「ある編集者の偏執的な恋」は、ラストが驚きだった。怖い。
精神感応、あるいはテレパシー。
この話は、なんだか幸せな結末で良かった。
J先生の作品も読んでみたい。
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乙一ファミリー好きに加えて、小説家が作品を生み出す過程というものに常々興味があったので、これはまさしく私のための本!といった感じでした。もちろん山白作品なので、一線を超えてしまう人が出てきてはヒヤヒヤ、キリキリとさせられます。やっぱり乙一ファミリーは大好物。これからも読み続けたい。
最後に個人的な事で。登場人物の名前がアルファベット表記されていて、それが分かりやすくもあり、時に混乱したり。自分の脳スペックの低さを痛感。
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「小説家には変人が多い。それはなぜだろう。まともな頭の人は、小説を書こうなどとは思わないのかもしれない。」
もう出だしからワクワクです。
小説の世界観と 現実の世界。その境界が曖昧になった変人作家たちの7つの奇妙な物語。
【墓場の小説家】
骨折した主人公の痛みを知る為に、自分の腕を奥さんの運転する車で轢かせるO。さすが変人。
「日常と作品世界の境界を曖昧にして、執筆モードに頭を切り替える」死体発見の場面を書く時は、部屋に血のりをまく。学園ミステリーを書くために、高校の裏に家を買い、双眼鏡で校舎を覗く。そして、ホラー小説を書くためは 深夜 墓場にパソコンを持っていき………。次第にOはやつれていく。
【キ】
「とある小説を古本屋で買ったら、家の中で動物が歩き回っている気配がする。ペットなんて飼っていないのに」「書店で小説を買ったら、夜中に部屋で猫の鳴き声がする。我が家はペット禁止のアパートです」 どうやら霊障の原因となった本は 作家Kが執筆したファンタジー小説らしい。なぜKの小説に動物の霊が取り憑いたのか。それはKが執筆のために行っていたある儀式が………。
「作品の創造とは、美を追求する行為。常軌を逸した者たちが、美を追求するあまり、破滅へと向かってしまう。」
面白いものを書く。そのためには生活を犠牲にしてもいい。精神が病んでもいい。いや、傑作を追求した結果 気がついたらそうなっていたのか?とにかく、作品を創るって頭のネジが外れてないとダメなのでしょうか。
奇妙で不幸なお話も面白いけど、幸せな結末のお話もこれまた面白い!
【精神感応小説家】
貧しい村で生まれ育ったベトナム人の青年N。
Nは触れた人の心が読める。技能実習生として日本にきたNが出会ったのは、事故で閉じ込め症候群となった作家J。 Jの書きかけの小説を N青年の力を使い完成させようとするお話。
わたしが1番 好きなのは
【小説家、逃げた】
あぁ、これはなんか上手く説明できないなぁ。
でも終わり方がすごくすき!!!この「すき」を伝えようとしたら全部言っちゃいそうだから、なんも書けません笑
ところで、
作家さんに変わった人が多いのはこの小説でわかりましたが(?)、読む側のブクログレビュアーさんたちはどうなんでしょ?もしかして 7人集めて ひとつの小説ができたりして、、、、
(‘v’*)ナンテネ
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あ〜面白かったε- (´ー`*)
山白朝子が7人の小説家や編集者との会話形式で
奇妙な体験談を語るという7つのお話。
なかには作風や容姿など〝あの人をイメージした?“
なんて作家もいたりして笑
切ない話もあればゾワっとする話もあり、山白名義の本らしくグロさは少なめだけどゾワゾワしつつ結末が気になる話ばかりでした。
「ある編集者の偏執的な恋」では女性編集者がストーカー化していくのがミザリーを彷彿とさせるサイコスリラーで結末に思わず〝上手い!上手ぎ!!“
と感心しきり♪
「精神感応小説家」は最悪のパターンにいくか?ウルっとハッピーエンドにいくか?黒乙?中田?
とワクワク♪どんな結末でもこの人らしいと思えるその凄さに感服(* ´ ェ `*)
七人七様の小説家…
たくさんの名義を持つ乙一の七つの顔という気がして「実は全て僕のお話でした…」と言われても何の不思議もない一冊とわたしは感じた。
やっぱりこの人天才だわ〜♪
赤青黄桃黒…
ゴレンジャーか!!(●︎´艸`)ムフフ
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小説家が語る、奇妙で不思議な小説家たちのエピソードがつづられた短編集。
どちらかというと作者名義らしくホラー味の強い作品群が多いのですが、後味の悪さはそれほどでもありません。没入型作家の「あるある」を極端にデフォルメしたような、面白おかしさが強い感覚でした。冒頭の一文からして「小説家には変人が多い」。そういう前提のお話なので、極端な設定から意外性あるオチをさっくりと楽しめます。
独特の余韻を感じたのは「精神感応小説家」でした。ベトナム人労働者と事故に遭った小説家の大家の不可思議な交流と事件の展開が小気味よく、温かみのあるお話でとても好きな一作です。
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様々な変わり者の小説家たちの短編集。
後半の方に行けば行くほど個人的に好みでした!面白いっっ!!特にラストの「精神感応小説家」!
乙一先生ファンですが、山白朝子先生名義のは初めて読みました。勿体ないことをしていた!他のも読んでみます♪
しかし、技能実習生の行方不明問題はどうなってるんだろう…
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様々な作家の小説ができるまでの苦悩や生活などを短編にした話であっという間に読める本なのにまた再読したいと思わせる文章になっている。あり得ない日常を過ごしてるからなのだろうし、凡人に小説は平凡になるので奇抜な人物しか小説家にはなれないと言っているようにどの作家も知らない世界のような執筆作業をしているので先が気になるのとまた読みたくなるのかも。
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小説家ってへんだなぁ〜。
初めて小説家の裏側を知れた気がした!!
これがノンフィクションだったら、
尚更面白すぎる。
自分もその物語の世界に入らないと
小説を書けない小説家を描いた『墓場の小説家』、対談の前に疾走してしまった
小説家の真意を描いた『小説家、逃げた』、
彼の書いた小説を読むと霊障が体験できると
言われている『キ』、
昔の知り合いの作品のアイデアが小説家レジェンドに盗作された謎を追う『小説の怪人』、
脳内に劇団員を配置し、小説を描く小説家を襲った顛末を描いた『脳内アクター』、
担当編集者にストカーされる小説家の悲劇を
描いた『ある編集者の偏執的な恋』、
人に触れるとその人の考えがわかるベトナム人と小説家の関わりを描く『精神感応小説家』。
ここに登場する小説家たちも十分恐いけど、
1番恐いのはこの小説を紡いだ山白先生だと思う!!
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面白かった。乙一っぽさを存分に味わう。山白朝子名義で実話怪談のように小説家の話をしていくけど、話してるのも語られてる小説家も乙一のことでは?と感じられて面白い。
「墓場の小説家」
小説家は奇人変人だが、自分は別だとのたまうのが乙一らしい。そんな奇人変人を前にして喜ぶ主人公もおかしいのが面白い。
最初のエピソードだから、出来るだけ怖さを出そうとしたのかなと感じられるラスト。
「小説家、逃げた」
これ絶対乙一本人だろ!って思っちゃうような小説家。逃げ出しはしなくても、逃げ出したくなったこともあるだろうし、そこからぶっ飛んだ想像を描くのがうまい乙一らしさ。
一周回ってつながるところにニコニコしちゃった。
「キ」
この小説家も乙一のことでは?GOTHの頃とか。内面と外面の解離が描かれてたし。
「小説家の怪人」
これも、たぶんクリエイターなら誰でも考える陰謀論めいた妄想を現実にした話で面白かった。
「脳内アクター」
これも乙一。自分でやってる。でも優しさが損なわれ死んでしまったというのは悲しいオチ。悲しい。
「ある編集者の変質的な恋」
編集者じゃなかったなあと思ったら……タイトル通りのオチ。背中を後押ししてたのは作者というのも面白い。
「精神感応小説家」
短編で寝たきりの話あったなあと思い出した。良い話で終わって良かった。
社会問題を絡めようと思ったのかな。面白かった。
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小説家には変人が多い。
こ〜んな出だしから始まる7人の変人小説家達のお話。
「私」が告発する世にも不思議な小説家の世界。
どうやって作品が生まれるのか、小説家の執筆にまつわる7つの短編集♪
作家さんてすごいな〜。
なんでこんな構想練れるんだろう?ってよく感じたりする。
ずっと小説を生み続けるってほんとに大変な事だよな〜って思う。
なのでこれはフィクションだけど、実はちゃんとモデルもいるほんとの話なんだよと言われても全然不思議じゃないかも、、笑
山白朝子さん名義だけど、そこまで奇妙な感じや怖さはなくてソフトだったかな??
でも7話とも面白かった〜!
個人的には「小説家、逃げた」と「脳内アクター」が特に好きでした\♡︎/