紙の本
コンバートの魅力
2006/06/02 22:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いけちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
コーチングというものが良く理解していない私としては、ちょっと興味があって読んだ。低迷していたい早稲田ラグビーを、社会人撃破まで成長させた著者。どんなすごい理論があるのだろうとおもったが、読み終えてみると、結構あたり前かなとおもった。「場」をつくりだすこと、目的を明確にすること、どれも当たり前である。このような基本的な事を、実際あった話を交えて、本として読めるのはすごく貴重だとおもう。この本ですごく印象的なのは、「コンバート」。いろいろなポジションを経験することで、攻めと守りに厚みが出てい来るという。これはすごくいいことかなと思う。営業の人が、事務を経験することから、仕事がスムーズにできるようになることが私自信経験としてある。この本は、こんな共感を生む本である。
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コーチングというものが良く理解していない私としては、ちょっと興味があって読んだ。低迷していたい早稲田ラグビーを、社会人撃破まで成長させた著者。どんなすごい理論があるのだろうとおもったが、読み終えてみると、結構あたり前かなとおもった。「場」をつくりだすこと、目的を明確にすること、どれも当たり前である。このような基本的な事を、実際あった話を交えて、本として読めるのはすごく貴重だとおもう。この本ですごく印象的なのは、「コンバート」。いろいろなポジションを経験することで、攻めと守りに厚みが出てい来るという。これはすごくいいことかなと思う。営業の人が、事務を経験することから、仕事がスムーズにできるようになることが私自信経験としてある。この本は、こんな共感を有無本である。
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清宮は言わずと知れた早稲田のラグビー監督で、ライバル関東学院大学と争いながら大学日本一に輝くなど低迷していた早稲田再建を果たした名将です。本の内容は、世間一般で最近イメージされている組織などでのコーチングとは違い、伝統的なスポーツコーチとしての教えですが、ビジネスの世界でも通用する本質を多数含み含蓄に富んだ内容になっております。彼の主張内容を抜粋すれば、こんな感じです。
○”場”を作り、それを活用する
○信念は貫くが、細かい運用は朝礼暮改で良い
○個性は最低限のセオリーを習得出来た者のものに認める
○目的を明確化する
私は、寧ろ、「清宮後」の今年の早稲田に注目しております。
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早稲田大学ラグビー部監督の著書。「目的の明確化」「目標の数値化」「優先順位と次へのステップ」など、早稲田の勝利哲学が満載。
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?今日から実践すべきことを3点ピックアップ。
(1)アナログからデジタルへ(目標を数値化せよ)
(2)約束事、セオリーを守ることは勝ち負けよりも大切(約束、セオリーを大切に)
(3)朝令暮改のススメ(誤りを正すのは、早いほど良い)
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(U)この本は早稲田大ラグビー部を立て直した現在サントリー監督の清宮氏のコーチング哲学について書かれた本である。スポーツでも仕事でも漠然とした目標に向かって努力しても成果にはつながらない。
自分の弱点を的確に知り、そこを妥協することなく取り組んで克服する姿勢が重要であり、そのために徹底した分析をすること、これが重要。時には、朝令暮改的に指導した内容を撤回しながら、より良き方向にチームを引っ張っていくという考え方はビジネスにも十分使えると思う。
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早稲田大学ラグビー部監督であった清宮氏がその5年間を振り返りながら、コーチングについて語っている。清宮氏が言うように、当たり前のことが書かれているにすぎないのだが、それを実行することに意義があるのだろう。強い組織に何が必要か、結果を残してきただけに強い説得力のある本であった。
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リーダーのあるべき姿、チーム運営とはみたいな指南の本。納得するところも確かにある。部下の引っ張り方、モチベーションの高め方などは参考になった。
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早稲田ラグビーを頂点にもっていった清宮監督の本である。
学生の場合、毎年チームが変わっていくという意味でビジネスにはない難しさがある。しかし、こう考えてみたらどうだろう。ビジネスでも環境の変化が激しく、それに合わせてチーム構成を変えていったりするのは不思議なことではない。僕が勤める会社では、環境だけではなく自分たちの変化も早いので、毎年チームのメンバーが動いたり役割が変わっていったりする。
そうなると、『監督業とは繰り返しなのである』『「こうあるべきだ」「こうするべきだ」と、指導者は常に言い続けなければならない』という清宮氏の意見は、なるほどと思わざるを得なかった。
自分のリーダーとしての行動に照らし合わせてみた。計画的ではなく、ある場面で気付いて、「ここで当り前に聞こえるかもしれないけれど、こういう助言を言っておこう」「こういう点を念押ししておこう」、などと言うことがある。人は、自分の口で表現して始めて物事が伝わる生き物だと思うので、当り前のことでも言うことは大事だし、それによって認識の差だったり、考えの違いというのが浮き彫りになったりすることもあるのだろう。
参考(ボクのブログより):http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20080806/1256428758
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[ 内容 ]
素人集団を史上最強に変えた指導力の秘密。
改革の全記録をもとに体系化した必勝理論。
[ 目次 ]
はじめに 普遍のコーチング哲学
第1章 コーチングの出発点は「なぜ」
第2章 「場」の活用法
第3章 目的の明確化
第4章 セオリーと個性のバランス
第5章 コンバートの重要性
第6章 モチベーションの高め方
第7章 目標の数値化
第8章 キャプテンシーの活かし方
第9章 朝令暮改のすすめ
第10章 優先順位と次へのステップ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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【36】
清宮監督の話は非常にわかりやすく、また説得力もあるのでどの本も面白く読める。
本作は社会人向けのコーチング論、リーダー論という感が強く、「荒ぶる復活」などの方が生々しくて面白いかもしれない。
以下、メモ。
・「こうするべきだ」「こうあるべきだ」ということを言い続ける。
・「セオリー」を植え付け、なぜそう動くべきか考えられるレベルに引き上げる。
・「周辺視」なぜそうなったのかを、周辺の状況まで含めて原因を考察する。
→「なぜ」を考えさせ続ける。
・練習をデジタル化する。
・優先順位
1.してはいけないプレー(緩い、集中していないプレー)を排除する。
2.向上心のないプレーを排除する。
3.当たり前のことをする。
2011.3.1読了
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2007年11月
清宮さんが考える指導者にとって大切なこと
・勝つためにしなければならないことを組織のメンバーである選手一人ひとりの頭の中に叩き込むこと
・選手全体をまず同じ方向に向かわせて、それをクリアした選手だけその個性を探り引き出すこと
・選手の技術的な能力を高めることも大事だが、それより重要なことは、自分で考える習慣を選手に植え付けること
勉強になりました。
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結局、地道にPDCAを回せということ。
敗戦から課題を見つける。
場を作る。positiveな言葉を使う。
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元早稲田大学ラグビー部監督の清宮克幸氏による著書である。私は早明戦を中心としたラグビー観戦をよくしてきているので、この本で書かれているラグビーの実体験を元にした解説はすんなりと理解することができた。以下、備忘録のため本書のポイントを記載しておく。
・コーチングの出発点は「なぜ」
・「場」の活用法
・目的の明確化
・セオリーと個性のバランス
・コンバートの重要性
・モチベーションの高め方
・目標の数値化
・キャプテンシーの活かし方
・朝令暮改のすすめ
・優先順位と次へのステップ
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個人的には昔から『荒ぶる』という言葉の持つ意味が非常に気になっていたが,それはつまり早稲田の赤黒ジャージへの純粋な憧れであり,それを着て最後の最後まであがきたいという感情のことだった.
仕事上,多くの人間を扱うことになるので,
その荒ぶる精神を確立した清宮監督のラグビー哲学から学ぶことは本当に多いと感じる.