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華北駐屯日本軍 義和団から盧溝橋への道
著者 櫻井良樹(著)
日中戦争は1937年の盧溝橋事件が発端だった.その事件に関係していたのが日本の華北駐屯軍であった.駐屯軍は義和団事件後の治安維持のために,1901年に列強諸国とともに条約...
華北駐屯日本軍 義和団から盧溝橋への道
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華北駐屯日本軍 義和団から盧溝橋への道 (岩波現代全書)
商品説明
日中戦争は1937年の盧溝橋事件が発端だった.その事件に関係していたのが日本の華北駐屯軍であった.駐屯軍は義和団事件後の治安維持のために,1901年に列強諸国とともに条約で認められ設けられた.その後,辛亥革命,第1次大戦,山東出兵,満洲事変と続き,世界情勢の変化とともに,日本駐屯軍の意味づけも変化していく.
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紙の本
北京議定書から「租界還付」まで
2017/11/03 22:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
北京議定書で清国駐屯軍が派遣されてから辛亥革命で支那駐屯軍に改名して、昭和18年に汪兆銘の南京政府へ「租界還付」までを書いている。
清朝の時代は清国駐屯軍が正式名称だという面もあるが、おそらく著者は「支那」という言葉を使いたくないから、「華北駐屯日本軍」という書名にしたのだろう。
これは朝鮮軍と台湾軍にも言える事だが、支那駐屯軍について書かれた本は前に1冊しか見かけた事がない。淡々とした筆致で清国駐屯軍(支那駐屯軍)と北京議定書で派遣された列強の軍隊の歴史を論じている。
昭和18年に汪兆銘の南京政府に租界を「還付」した時にはイタリア軍とフランス軍もいたが、フランス軍は仏印に引き上げたのかもしれないとしても、イタリア軍はどこに行ったのだろうか?